この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 不思議な時計 本の小説
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年03月発売】
- 君の背中に見た夢は
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年01月発売】
- 週末は、おくのほそ道。
-
価格:792円(本体720円+税)
【2023年11月発売】
- できたてごはんを君に。
-
価格:726円(本体660円+税)
【2022年12月発売】
- 息が詰まるようなこの場所で
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年01月発売】
[BOOKデータベースより]
目覚めると、世界に二人きりとなっていたサチとワタル。不意に現れた管理人を自称する女に、ここは生と死の「狭間の世界」だと告げられる。二人の肉体は、今まさに死を迎えようとしている、と―。そのまま「完全なる死」を迎えるはずだった二人だが、奇跡的に現実世界へ戻るチャンスが訪れる。残酷な選択とともに。死を迎えるはずだった二人に訪れた一筋の希望。それは、残酷な選択とともに。
[日販商品データベースより]ここは生と死の「狭間の世界」。
あなたと私、二人だけの。
目覚めると、世界に二人きりとなっていたサチとワタル。二人の部屋はいびつにくっつき、誰もいない街は静まり返っていた。
そして不意に現れた管理人を自称する女に、ここは生と死の「狭間の世界」だと告げられる。二人の肉体は、今まさに死を迎えようとしている、と――。
そのまま「完全なる死」を迎えるはずだった二人だが、奇跡的に現実世界へ戻るチャンスが訪れる。
残酷な選択とともに。
私は、俺は、何のために、誰のために生きるのか。
生きることを真摯に見つめるエモーショナルな長編小説。
【著者プロフィール】
行成薫(ゆきなり・かおる)
1979年生まれ。宮城県仙台市出身。東北学院大学教養学部卒業。2012年「名も無き世界のエンドロール」(「マチルダ」改題)で第25回小説すばる新人賞を受賞。本作は21年に岩田剛典と新田真剣佑の共演で映画化された。同年『本日のメニューは。』で第2回宮崎本大賞を受賞。著書に『僕らだって扉くらい開けられる』『彩無き世界のノスタルジア』『稲荷町グルメロード』『立ち上がれ、何度でも』などがある。