- ツールエンジニア 2021年 08月号
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月刊 大河出版
- 価格
- 1,375円(本体1,250円+税)
- 発売日
- 2021年07月29日
- 判型
- B5
- JAN
- 4910063310816
- 雑誌コード
- 06331-08
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月刊 大河出版
特集「金属粉末の溶融積層造形技術と機械部品への適用」3次元プリンタは名古屋工業研究所の小玉秀男さんが、半導体製造技術の展示会で、フォトレジスト技術を知り、その後1980(昭和55)年に、回路パターンの版下作成技術から、薄い版下を積層すると任意形状の立体ワークが出来るというアイデアから光造形法を考案し、4月に「立体図形作成装置」として特許を出願したのが起源とされている。しかし、小玉さんだけではなく、ほぼ同じ時期に、3MのAlan J.Hlerbert、大阪府立工業技術研究所の丸谷さんら、米国のChares W.Hullといった人々も似たようなことをかんがえついていたようだ、共通しているのは、この人たちの発明に関心を示した上司や同僚(所属した組織)がいなかったために、折角のアイデアが埋もれてしまったということである。機械加工では、Not Inventel Here(ここで考案されたものではない)というほどに日本人が考案した機械は、いまもない