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[日販商品データベースより]
◆コロナ禍の日本に送る“ブレない”ものたちからのメッセージ
2019年末、人類に突如襲いかかった新型コロナウイルス。あっという間に他人事が自分事に、非日常が日常に──3.11でも直面した「目に見えないものの恐怖」が全世界を覆い、それを前に隙あらば思考停止(フリーズ)する日本社会の“脆弱性”があらためて明らかになっています。コロナ禍で突如眼前に広がったように見えた荒野、それは在ったものの表出に過ぎなかったのかもしれません。
ふだんは隠れていたもの、見えにくかったもの、見て見ぬふりをしていたもの、と対峙せざるを得なくなった2020年以降。かつてなくキツイ状況が拓いた新たな道は、それでも決して悪いことばかりではないはず。日常となった非日常から見た元の日常に対する違和感(拒否感)こそ、コロナ禍での経験から人が今後行く道を照らす英知を獲得するための手がかりとなるような気がします。
それにしても。これほど既存の価値観が揺さぶられる状況においても他者を惹きつける存在といえば? やはり“ブレない”人ではないでしょうか。すぐれた体幹と心幹を備えた真っ当に素敵な人はもちろん、(他者の理解は得られにくくとも)自分の中で一本筋が通った人。荒野においても風に耳を傾け、詩を吟じる人。サウイフモノニ ワタシハナリタイ── というわけで、本特集ではそんな8人と1作品(友川カズキ・平野勝之・近藤哲平・映画『寛解の連続』・三上寛・飯田華子・曽根賢(PISSKEN)・杉作J太郎・ジャン相見)とその詩情あふれる世界に迫ります。