- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 組織罰はなぜ必要か
-
事故のない安心・安全な社会を創るために
GENJINブックレット 71
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2021年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784877987800
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- まだ、法学を知らない君へ
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2022年07月発売】
- 面白いほど理解できる法学の基礎の基礎
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年08月発売】
- 多様な社会を実現する司法 個人の価値観を尊重し合うために
-
価格:5,060円(本体4,600円+税)
【2022年01月発売】
- 法教育教材わたしたちの社会と法
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2018年07月発売】
- 弁護士のための保険相談対応Q&A
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2017年09月発売】
[BOOKデータベースより]
日本では、企業など組織がどんなに大きな事故を起こしても、その刑事責任は問われない。刑法に組織を罰する条文がないからである。誰も責任を取らない無責任社会を変え、事故のない安心・安全な社会を実現するために「組織を罰する法律」(「組織罰」)の必要性を訴える。
第1章 組織事故と安全な社会(事故のない安全な社会をめざして;組織事故としての福知山線事故)
[日販商品データベースより]第2章 事故遺族の願い(“JR福知山線事故”事故を忘れないためにJR西日本を見続ける;“笹子トンネル天井板崩落事故”インフラ老朽化への無策の果てに;“軽井沢スキーバス事故”あの日から;被害者らの共通した想い)
第3章 組織罰とは何か(Q&A組織罰とは何でしょうか;諸外国の動向から見た日本の法人処罰(組織罰);諸外国の法人処罰(組織罰)一覧)
第4章 組織罰の実現のために(「両罰規定の導入」による組織罰実現の社会的意義;組織罰の実現への軌跡とこれから)
日本では、企業など組織がどんなに大きな事故を起こしても、その刑事責任は問われない。現在の刑事司法制度では、刑法に「組織」を罰する条文がないため、責任の所在が多くの部署に分散する組織が引き起こした事故を裁くことには限界がある。事故によって、尊い命が奪われたにもかかわらず、誰も法的な責任を課せられないということでは、遺族は納得できない。本書は、誰も責任を取らない無責任社会を変え、本当に安全な社会を実現するために「組織を罰する法律」(「組織罰」)の必要性を訴えるものである。現行法の限界を分析し、組織罰の具体的なイメージと実現への展望を提言するはじめての書。
柳田邦男(ノンフィクション作家)推薦
「100人死んでも加害組織が刑事責任を問われない。この国の不可解な不正義を正す理論と議論が、ここに展開される」