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[BOOKデータベースより]
第1章 社会科学も科学になった!?
[日販商品データベースより]第2章 経済の「動的平衡」理論―資本のクレブス回路
第3章 民法の「動的平衡」理論
第4章 自然科学のいう客観性は科学的ではない
第5章 名実論争の紹介
第6章 科学は情報科学により完成する
第7章 資本主義に関する若干の言及
第8章 歴史とは何か
第9章 世界史情報化の視点―年表作りについて
養老孟司の理論を社会科学に応用した科学的解説。他者の追随を許さない舌鋒の鋭さはまさに怪説であり、しかしその核心は人類社会が抱える限界といかに向き合って行くべきかの提言にある。前著『人材革命』と対をなす学問論。
(前文より)
基本用語は、@新定義 A全体知 B新世界観である。この本は、二〇世紀までの世界観の転換を促しているものである。
二一世紀以後の新らしい科学が、これまでの世界観・生活観の転換を可能にするという、科学の「新定義」を提供しているのである。新定義は、科学とは「実体の情報化」である、ということである(養老孟司の理論の導入)。
この新定義は、鳥瞰的な視野であり、自然科学の定義と社会科学の定義とを統一する全体知を示している。これ以外には科学の定義はないという意味で、唯一の定義だということができる。唯一の定義から見れば、これまでの自然科学の定義も社会科学の定義も部分知でしかなかった点が了解されるのである。全体知がなければ、世界観は生まれない。
全体知を獲得した新定義によって、二〇世紀までの二〇〇〇年間にも及んだ欧米の世界観(部分知)が旧世界観と判定されるのである。新定義は、これからの新世界観を構築する基準になるのである。
こうして、この本には、世界観の転換のすすめという役割が込められているのである。