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SDGsの新ヒーロー17社。
扶桑社 川田精一 倉田潤 コバヤシタケシ 坂本宗隆 冨田直子
本書は8人のSDGsに関心のある者が集まり、手分けをして取材し、執筆した本です。8人全員で議論し、日本中の人たちに知ってほしいSDGsに取り組んでいる会社や団体を探し出しました。ある者は何度も取材先に足を運び、ある者は本書をきっかけに取材先との縁を紡ぎました。そんな小さな取り組みを経て本書は生まれました。17社17色からあなたのSDGsの新ヒーローを発見してください。
アトリエデフ(長野県上田市)―人と自然が繋がる「暮らし」を広げ、新たな循環をつくるリーディングカンパニーいとなみ(福岡県糸島市)―森とともに生きる未来へ。その可能性に挑む若い世代が集う場所WELgee(ウェルジー)(東京都渋谷区)―難民が日本を変える!難民の才能を日本社会を成長させるエンジンに転換するNPO法人加太まちづくり(和歌山県和歌山市加太地区)―SDGsの理念を130年前から先取りした漁法を守る町こくみん共済coop(東京都渋谷区)―「たすけあい」の仕組みが見せてくれた「誰一人取り残さない」社会、実現への道さとゆめ(東京都千代田区)―ふるさとの「夢」が「かたち」になるまで地域に伴走する存在でありたいサーキュレーション(東京都渋谷区)―プロシェアリングで社会課題を解決する成長ベンチャー企業がプロ人材とともに挑戦するSDGs推進炭義.(山梨県都留市)―炭による環境循環型ビジネスで、山を・水を・人を未来につなげる企業栃木銀行(栃木県宇都宮市)―SDGsで地方金融の新しい役割を模索する銀行マンたちトルビズオン(福岡県福岡市)―来たるべきドローン時代に向けて、空のインフラ開発のパイオニアを目指す!長瀬土建 (岐阜県高山市)―豪雨でも崩れない道をつくるのは「森の未来」を信じる哲学者でした農場こぶた畑 (神奈川県南足柄市)―丘の上にあるその小さな養豚場は、たくさんの気づきを与えてくれましたプランティオ (東京都渋谷区)―「農と食」をつなげる、新しい世界を目指すアグリスタートアップ!ブーランジェリー・ドリアン (広島県広島市)―「日々の暮らしを大切に」。それを追求したら「捨てないパン屋」にたどり着きました松鶴ファーム(北海道南富良野町)―現代版二毛作で暮らす家族が「ひとつに絞らない」新しいライフスタイルを教えてくれましたゆめのたね放送局 (大阪府門真市)―インターネットラジオが世界中で「地域コミュニティーの発信基地」になる未来へル・クログループ(大阪府大阪市)―未来の働き方を実現!健常者と障害者が共にもてなす人気フレンチレストラン
SDGsが広く知られない理由はなんだろう?それはきっとSDGsに取り組む身近な企業を紹介できてないからではないのか。それならば私たちが手分けをして、SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介しよう。そんな想いから本書を世に送り出すことにしました。本書では17社のSDGsの新ヒーローを紹介しました。(はじめにより)SDGsという言葉を耳にして久しい。メディアで取り上げられない日がないほどだ。学校教育の現場でも指導するようになったと聞く。2015年に国連サミットで採択されて以来、その思想と行動は世界に広がっているかに思える。しかし本書をともに執筆した私たちは、「SDGsはまだ身近になってはない」と感じている。もちろん関係者は積極的にSDGsに取り組んでいるが、「SDGsって何?」とたびたび質問されるのが現実だ。SDGsの実態は「身近」とは言い難い。SDGsがもっと広く知られない理由はなんだろう? 私たちが出した答えのひとつが「SDGsへの取り組みを身近な企業の事例で紹介できてないから」ではないか。本気でSDGsに取り組んでいる会社は実際にはたくさんあるし、結果としてSDGsをやっている会社もたくさんある。SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介することはSDGsに取り組む私たちの責任ではないのか? 私たちはそんな想いから本書を世に送り出すことにした。順序が逆になったが、本書は8人のSDGsに関心のある者が集まり、手分けをして取材し、執筆した本だ。8人全員で議論し、日本中の人たちに知ってほしいSDGsに取り組んでいる会社や団体を探し出すことにした。そして本書に取り上げた17社を選びだした。ある著者は何度も取材先に足を運び、ある著者は本書をきっかけに取材先との縁を紡いだ。そんな小さな取り組みの結果、本書は生まれた。ある団体には長い歴史があり、ある団体は地域に根ざした金融機関であり、ある団体は小さな家族だ。一見バラバラに見えるこれらに共通するのは、SDGsの思想を体現しつつ行動しているが、世の中からは「SDGsに取り組む会社・団体」として広く認知されていないことだ。本書に取り上げたある企業は、CMも発信して世の中に広く知られた企業もあるが、「SDGsの担い手」としては知られていない。ある企業は、世界の課題を解決するような取り組みを真剣にしているが、SDGsの文脈で自社を捉えていないこともあった。そういう意味で本書は、「SDGsの隠れたニューヒーロー」を発掘して紹介するという一定の役割を果たせたのではないかと思う。紙面の関係で本書で紹介できなかった会社や団体がたくさんあったことを書き添えておきたい。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
本書は8人のSDGsに関心のある者が集まり、手分けをして取材し、執筆した本です。8人全員で議論し、日本中の人たちに知ってほしいSDGsに取り組んでいる会社や団体を探し出しました。ある者は何度も取材先に足を運び、ある者は本書をきっかけに取材先との縁を紡ぎました。そんな小さな取り組みを経て本書は生まれました。17社17色からあなたのSDGsの新ヒーローを発見してください。
アトリエデフ(長野県上田市)―人と自然が繋がる「暮らし」を広げ、新たな循環をつくるリーディングカンパニー
[日販商品データベースより]いとなみ(福岡県糸島市)―森とともに生きる未来へ。その可能性に挑む若い世代が集う場所
WELgee(ウェルジー)(東京都渋谷区)―難民が日本を変える!難民の才能を日本社会を成長させるエンジンに転換するNPO法人
加太まちづくり(和歌山県和歌山市加太地区)―SDGsの理念を130年前から先取りした漁法を守る町
こくみん共済coop(東京都渋谷区)―「たすけあい」の仕組みが見せてくれた「誰一人取り残さない」社会、実現への道
さとゆめ(東京都千代田区)―ふるさとの「夢」が「かたち」になるまで地域に伴走する存在でありたい
サーキュレーション(東京都渋谷区)―プロシェアリングで社会課題を解決する成長ベンチャー企業がプロ人材とともに挑戦するSDGs推進
炭義.(山梨県都留市)―炭による環境循環型ビジネスで、山を・水を・人を未来につなげる企業
栃木銀行(栃木県宇都宮市)―SDGsで地方金融の新しい役割を模索する銀行マンたち
トルビズオン(福岡県福岡市)―来たるべきドローン時代に向けて、空のインフラ開発のパイオニアを目指す!
長瀬土建 (岐阜県高山市)―豪雨でも崩れない道をつくるのは「森の未来」を信じる哲学者でした
農場こぶた畑 (神奈川県南足柄市)―丘の上にあるその小さな養豚場は、たくさんの気づきを与えてくれました
プランティオ (東京都渋谷区)―「農と食」をつなげる、新しい世界を目指すアグリスタートアップ!
ブーランジェリー・ドリアン (広島県広島市)―「日々の暮らしを大切に」。それを追求したら「捨てないパン屋」にたどり着きました
松鶴ファーム(北海道南富良野町)―現代版二毛作で暮らす家族が「ひとつに絞らない」新しいライフスタイルを教えてくれました
ゆめのたね放送局 (大阪府門真市)―インターネットラジオが世界中で「地域コミュニティーの発信基地」になる未来へ
ル・クログループ(大阪府大阪市)―未来の働き方を実現!健常者と障害者が共にもてなす人気フレンチレストラン
SDGsが広く知られない理由はなんだろう?
それはきっとSDGsに取り組む身近な企業を紹介できてないからではないのか。
それならば私たちが手分けをして、SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介しよう。
そんな想いから本書を世に送り出すことにしました。
本書では17社のSDGsの新ヒーローを紹介しました。
(はじめにより)
SDGsという言葉を耳にして久しい。メディアで取り上げられない日がないほどだ。学校教育の現場でも指導するようになったと聞く。
2015年に国連サミットで採択されて以来、その思想と行動は世界に広がっているかに思える。しかし本書をともに執筆した私たちは、「SDGsはまだ身近になってはない」と感じ
ている。もちろん関係者は積極的にSDGsに取り組んでいるが、「SDGsって何?」とたびたび質問されるのが現実だ。SDGsの実態は「身近」とは言い難い。
SDGsがもっと広く知られない理由はなんだろう? 私たちが出した答えのひとつが「SDGsへの取り組みを身近な企業の事例で紹介できてないから」ではないか。
本気でSDGsに取り組んでいる会社は実際にはたくさんあるし、結果としてSDGsをやっている会社もたくさんある。SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介することはSDGsに取り組む私たちの責任ではないのか? 私たちはそんな想いから本書を世に送り出すことにした。
順序が逆になったが、本書は8人のSDGsに関心のある者が集まり、手分けをして取材し、執筆した本だ。8人全員で議論し、日本中の人たちに知ってほしいSDGsに取り組んでいる会社や団体を探し出すことにした。そして本書に取り上げた17社を選びだした。ある著者は何度も取材先に足を運び、ある著者は本書をきっかけに取材先との縁を紡いだ。そんな小さな取り組みの結果、本書は生まれた。
ある団体には長い歴史があり、ある団体は地域に根ざした金融機関であり、ある団体は小さな家族だ。一見バラバラに見えるこれらに共通するのは、SDGsの思想を体現しつつ行動しているが、世の中からは「SDGsに取り組む会社・団体」として広く認知されていないことだ。
本書に取り上げたある企業は、CMも発信して世の中に広く知られた企業もあるが、「SDGsの担い手」としては知られていない。ある企業は、世界の課題を解決するような取り組みを真剣にしているが、SDGsの文脈で自社を捉えていないこともあった。
そういう意味で本書は、「SDGsの隠れたニューヒーロー」を発掘して紹介するという一定の役割を果たせたのではないかと思う。
紙面の関係で本書で紹介できなかった会社や団体がたくさんあったことを書き添えておきたい。