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[BOOKデータベースより]
「日本は健康保険制度があるから大丈夫」「民間の保険にも入っている」それで安心していませんか?2022年度以降を目標に、75歳以上の医療費の自己負担が、1割から2割に引き上げられる方針です。少子高齢化に加えて、新型コロナウイルス感染症などの医療問題が起きてきた今後は、若い世代の自己負担が、3割から4割、5割と上がっていくことは確実です。つまり、保険だけではお金が足りないのです。あなたや、あなたの身近な大切な人が、入院・手術になったとき、「お金の備え」がなければ、命を守れないかもしれません。この本では、そのために必要な「病気の値段」をお伝えします。
第1章 病気の値段―病気になったらいくらかかるのか?(がん―がんは万が一ではなく、2人に1人がなる病気;生活習慣病(糖尿病・心筋梗塞・脳卒中)―血管の老化をもたらす病気、血管の老化が招く病気)
[日販商品データベースより]第2章 隠れた出費・思わぬ出費がいっぱい!(入院治療でかかる医療費以外の費用とは?;入院時の生活療養費とは? ほか)
第3章 これで安心。保険の賢い活用法!―公的医療保険+民間医療保険を使いこなそう!(公的医療保険を有効活用しよう―日本の制度は意外と手厚い;医療保険の費用対効果―医療の進歩に合わせて定期的な見直しを)
第4章 病気とお金の賢い付き合い方―病気になる前から、お金は賢く使いたい(健康診断・がん検診で病気の値段を下げる―早期発見で病気にかけるお金を安くする;薬の値段の仕組み―意外と病気の値段を左右する先発医薬品とジェネリック医薬品に注目)
● 病気になったらいくらお金がかかるか? って考えたことがありますか。
突然、救急車で運び込まれての治療だったり、がんの手術だったり、という場合は、退院するときに会計で初めて治療の金額がわかるということがほとんど。
「先生、いくらかかりますか?」というより、「何とか助けてください」というのが患者や家族の気持ちではないでしょうか。
● 保険だけでは足りません!
国民皆保険は、確かに日本が世界に誇れる素晴らしい制度です。
しかし、 先日、2022年度の後半には75歳以上の自己負担が1から2割に引き上げられることが決まりました。
少子高齢化に加えて、新型コロナのような医療問題が起きてきた今後は、若い世代の自己負担が3割から4割、5割と上がっていくのは間違いありません。
つまり、保険だけではお金が足りないのです。
● 入院・手術代以外にもこんなにある!
さらに入院・手術ともなれば、パジャマ代、着替え代、タオル代、行き来の交通費、仕事を休むことによる収入減の補填、子どもを預ける費用などなどは、いくら皆保険制度でも負担されません。
本書では、これらに加えて、がん治療による脱毛で必要になった医療用ウィッグや、乳がん手術後の専用ブラジャー代などについても書き込みました。
● よくわからない「病気の値段」を解明!
第1章 病気の値段
がんや生活習慣病など、日々の生活の質を低下させるような病気について、主な治療法と、治療にどれくらいお金がかかるのかを紹介します。
第2章 隠れた出費・思わぬ出費がいっぱい!
病気になると、医療費以外にさまざまな費用が発生します。さらに、入院などによる収入減も加わります。そんな「隠れた出費」を紹介します。
第3章 これで安心。保険の賢い活用法!
日本の保険制度も盤石ではありません。公的医療保険と民間医療保険の活用法や、保険の見直しポイントを知り、お金を備えましょう!
第4章 病気とお金の賢い付き合い方
早期発見こそ、病気の値段を下げる鍵。健康診断や人間ドッグの適切な利用法や、薬代を下げる方法もこの章でお伝えします。
あなたや、あなたの身近な大切な人が、入院・手術になったとき、後悔することのない治療を受けることができるように、ふだんから「病気の値段」を知り、備えていただきたいと思います。
この本は、そのきっかけになる一冊です!