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[BOOKデータベースより]
日本史上で有名な、あの偉人たちの「残念」なエピソード。歴史ファンにはちょっと腹立たしい、でもちょっと笑っちゃうストーリーが満載。34人の人物の「裏の顔」を覗いてみると、なぜか歴史の裏側も見えてくる。一風変わった日本史読み物。
1章 古代・中世編(天皇の「おじいさん」として絶大な権力を握る 藤原道長―自分の絶頂期を満月にたとえたが道長本人は糖尿病で目を患い満月が欠けて見えていたらしい;日本文学の傑作『源氏物語』の著者 紫式部―恋愛小説のカリスマがリアルな世界ではオクテで妄想の世界で大恋愛を展開 ほか)
[日販商品データベースより]2章 戦国時代編(あの江戸城を築城したかくれた名将 太田道潅―優秀すぎて周囲から嫉妬を買い最期は風呂場で暗殺される;信長、家康をも脅かした戦国「最強」武将 武田信玄―他の男との浮気を必死で言い訳する情けない一面も ほか)
3章 江戸時代編(ピカソからも愛された世界的な浮世絵師 葛飾北斎―絵描きバカ過ぎて掃除もしないゴミ屋敷を転々とする不思議な父娘;発明だけでなく芸術にも造詣の深いマルチタレント 平賀源内―「土用の鰻」まで広めた器用貧乏だが歴史的にはどんな功績があったのかわからないまま獄死 ほか)
4章 明治維新編(後の維新志士たちに強い影響を与える 吉田松陰―死をも恐れず正しいことに猪突猛進する松陰は今の社会ならKYな人;動乱の幕末期に経済感覚を持って行動した 坂本龍馬―歴史小説のヒーローは史実の上では大した役割を果たしていなかった? ほか)
日本史に登場する人物のうち、知られざる「ざんねんな」感じのエピソードを持った人々30人をピックアップ。各人の表向きの功績とともに、ざんねんなマル秘エピソードもひもとき、ユーモラスに綴る一冊。人物やトピックごとにイラストを配置し、どんな姿がざんねんだったのか、ということをわかりやすくイメージさせていきます。各章の巻頭にはその時代を説明するキーワードを3つ紹介したうえで、あらすじを立てて解説していきます。