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[BOOKデータベースより]
女として育てられ、現在は男として生きるイツキ、28歳。ある日、職場に過去を知られ、平穏な日々にさざなみが立ち始めた。私生活ではパートナー女性が出産への思いを口にする…。社会や家族と生身で向き合った先に、イツキは光を見出せるか。男とは、女とは、そして家族とはなんだろう…。「世間のフツー」を鋭く、軽やかに問い直す意欲作。
[日販商品データベースより]大反響のnote連載、待望の書籍化!
女として育てられ、現在は男として生きるイツキ、28歳。勤務先の旅行会社には「過去」は告げていない。2歳上のパートナー女性、サトカはイツキを愛しつつも、出産への思いを募らせていく。職場、恋人、両親…。社会や家族と生身で向き合った先に、イツキは光を見出せるか。
600万部ベストセラー『五体不満足』で世間の「ふつう」を問い直した著者が、いま一番伝えたいLGBTQの物語。男とは、女とは、そして家族とはなんだろう…。読者の価値観を根底から揺るがすnote連載、待望の書籍化!
「僕たちは何を怖がり、何を守り生きているのか――改めて考えてほしいです」
りゅうちぇる絶賛!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「ヒゲとナプキン」は著者の乙武洋匡氏が、古くからの知人であり、現在はLGBTQムーブメントの旗振り役でもある杉山文野氏(NPO法人「東京レインボープライド」共同代表理事)の協力を得て、ともに作り上げた小説です。
著者は、あとがきで杉山氏についてこう綴ります。
<長い時間をかけて、何度も話を聞かせてもらった。友人として知っていたつもりでいたことが、決してすべてではなかったことを思い知らされた。彼の苦悩は、友人にもそう簡単には吐露できないほど複雑で、深いものだった。だからこそ、この苦悩と、社会の仕組みの理不尽さを世間に伝えなければとの思いがより強くなった>
杉山氏から託された思いを筆に宿した本作品は、すべての方々に読んでもらいたいと切に願います。
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