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- 疫病と日本史
-
「コロナ禍」のなかから
奈良女子大学叢書 6
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2020年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784906822683
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[BOOKデータベースより]
第1部 「コロナ禍」への問い(疫病と歴史の構造転換―スペイン風邪からCOVID‐19へ;新型コロナウイルス禍と惨事便乗型政治の失敗;コロナ禍の「自粛要請」とその受容の精神史;疫病国家論;新型コロナウイルス感染症対策の史的前提と専門家会議)
[日販商品データベースより]第2部 疫病から読み解く歴史(近代日本の誕生と飢餓・疫病・戦争;隔てること・つなぐこと―奈良・平安期の疫病をめぐって;疫病と仏教導入とその日本化;飢餓・疫病と農業・貨幣の誕生)
附 中世の集団と国制
今回のコロナ禍を大きな社会の構造的な歪みの現れととらえ、それが何かを突き止めようと試みる。また、歴史学は、飢饉や疫病を歴史のエピソードとしてとらえるのではなく、時代を動かす歴史の原動力としてとらえなくてはならない。第1部では前者の試みを、第2部では後者、つまり歴史学の生まれ変わりの手がかりをつかもうとする試みである。