滑り軸受

養賢堂
染谷常雄　

• 価格: 4,400円（本体4,000円＋税）
• 発行年月: 2020年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784842505787

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　滑り軸受の分類、用語、構造、主要寸法と特徴
第２章　トライボロジー及び物体の表面性状
第３章　流体潤滑理論の基礎
第４章　静荷重を受けるジャーナル軸受
第５章　動荷重を受けるジャーナル軸受
第６章　ジャーナル軸受の油膜係数
第７章　ジャーナル軸受で支えられた回転軸の振動及び安定性
第８章　ジャーナル軸受の性能に及ぼす諸影響

[日販商品データベースより]

滑り軸受は回転軸を支える部品で、転がり軸受とともに機械に不可欠な要素である。

構造は単なる穴で、軽量・小型で、高速回転ができ、摩擦損失も少なく、給油によりほぼ永久に使用できる。軸受すき間の油膜によって衝撃力を大きく緩和でき、静粛である。油膜内の現象は流体力学で計算でき、負荷容量、摩擦損失、潤滑油流量などを正確に求める事ができる。

また、軸受の発熱、熱変形、弾性変形など、軸受の全ての物理現象が計算できる。

さらに、構造、すき間形状、潤滑剤の種類などを自由に選択でき、応用範囲が広い。

本書はこのような滑り軸受の利点を最大限に引き出す事ができるよう、同軸受の原理と応用などを歴史的展開も含めて記述したものである。