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[BOOKデータベースより]
生活者起点の商品開発が最も重要だ!市場を分析するな!目の前のユーザーを知れ。商品開発・広告販促・組織構築…あらゆる課題を解決する。いま、新しい価値を生み出す唯一の公式。
第1章 1人のリアルな人間を中心に据える(「人間中心設計」でイノベーションを生む;なぜ日本企業はイノベーションを生み出せないのか ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「スタート」と「ゴール」を決める―プロセス1「定義設定」(「なぜ作るのか」を明確に;みんなで決めることが大事 ほか)
第3章 「こだわりの種」を見つけ出す―プロセス2「インサイト探索」(エクストリームユーザーの探し方;「数千人に1人」を見つけ出す ほか)
第4章 ユーザーを巻き込んだ商品開発―プロセス3「コンセプト創造」(団体戦で勝負する;ワークショップのプロセス1「アウトプットの提示」 ほか)
第5章 修正を繰り返して価値を育てる―プロセス4「プロトタイプ制作」5「検証」(エクストリームユーザーの満足が大前提;モニター調査で市場規模を測る ほか)
「みんなに売れるモノ」はもう作れない。では、開発者はどうすればいいのか。
収入が高いにもかかわらず、毎日カップラーメンを食べる人がいました。お湯を入れて3分待つところを8分待ち、麺がスープを吸って柔らかくなったときが食べ頃だと言います。しかしスープは飲みません。かやくも自分の好きなものだけしか食べません。
こんな変わった消費者の意見を元に、新しいカップラーメンをつくります。どんな商品が生まれるのでしょうか。
大量生産・大量消費時代が終わり、マス向けではなく「個人」に寄り添った商品づくりが必要だと言われます。たった一人のこだわりを満足させる商品を作り出し、そこから共感が生まれる。これが新しい時代のイノベーションの公式なのです。