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- 火の貌
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篠崎央子句集
未来図叢書 第217篇
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784781412931
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篠崎央子句集
未来図叢書 第217篇
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[BOOKデータベースより]
第1章 血族の村
[日販商品データベースより]第2章 石のこゑ
第3章 氷菓の痛み
第4章 巻貝の虹
◆第一句集
火の貌のにはとりの鳴く淑気かな
央子さんは、中村草田男、鍵和田?子のいのちを詠み、俳句の可能性を探るという志をしっかりと継いでいよう。
(跋・角谷昌子)
◆自選十句
血族の村しづかなり花胡瓜
狐火の目撃者みな老いにけり
東京の空を重しと鳥帰る
栗虫を太らせ借家暮らしかな
残雪や鱗を持たぬ身の渇き
筑波嶺の夏蚕ほのかに海の色
黒葡萄ぶつかりながら生きてをり
倭の國は葦の小舟や台風圏
縄文のビーナスに臍山眠る
火の貌のにはとりの鳴く淑気かな