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[BOOKデータベースより]
教室での礼、貰い物への返礼など、日本社会に溢れる「礼」。それは古代中国に生まれた、世界を律するための概念であり、今日まで広く深く日本の文化と歴史を規定している。しかし、「礼」とは一体何か、歴史学的に解明し本質を捉える議論はこれまでにされてこなかった。気鋭の日本中世史研究者が中国古代思想に分け入り、「礼」の根源に迫る画期的力作。
プロローグ―“礼儀正しい日本人”が“礼”を知らない落とし穴
[日販商品データベースより]『礼記』と“礼”思想―人間関係の根底としての敬譲
“礼”のメカニズム―相互作用・外形・理性
“礼”の類別機能―人を禽獣と分ける秩序の大前提
社会の持続可能性を保証する冠昏喪祭―先後絶対主義と根源至上主義
世界の原点・万物の始原としての「天」―“礼”の絶対性を保証するもの
戦争で敵を討つ“礼”―軍礼と時機最適主義
射(弓術)と宴会の“礼”―祭祀と秩序の維持管理
“礼”と“楽”―外と内から立体的に統治する術
“礼”と外交・内政―立場最適主義と職分忠実主義
君子の成績簿・『春秋左氏伝』―万人を役割に縛る“礼”
エピローグ―“礼”とは何か
日本の核心に迫る?
教室での礼、貰い物への返礼など、日本社会に溢れる「礼」。それは古代中国に生まれた、世界を律するための概念であり、今日まで広く深く日本の文化と歴史を規定している。しかし、「礼」とは一体何か、歴史学的に解明し本質を捉える議論はこれまでにされてこなかった。気鋭の日本中世史研究者が中国古代思想に分け入り、「礼」の根源に迫る画期的力作。
「現代日本人が、《礼》を理解し、礼的所作についていかなる立場を表明するか(どう振る舞うか)は、〈現代日本人にとって《礼》とは何か〉を知ることから始めなければならず、それは遡ると、結局、日本に移入された中国の《礼》思想を知る必要があり、そのためには《礼》の遍歴をたどらねばならず、それを突きつめると、まずは《礼》が生まれた段階での姿を探究するのが先決、ということだ。」(本書より)