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初めて裸体の自画像を描いた女性画家 PAULA MODERSOHN BECKER
みすず書房 バルバラ・ボイス 藤川芳朗
点
子ども、病いをもつ人、老農婦、母と子、花、そして裸の自画像を描き、画家になることと女性であること、母になることの自然を生きようとしたパウラ。短くも大胆な31年の生をたどる、決定版伝記。代表作32点収録。
ドレスデンの幼年時代 一八七六‐一八八八年伯父のオスカール―一家につきまとう影ブレーメンの少女時代 一八八八年四月‐一八九二年四月イギリスの叔母の家で―苦しい思いと将来の指針 一八九二年四月‐九月ふたたびブレーメンで―教員資格試験 一八九三年一月‐一八九六年三月ベルリン―今は全身が眼となっています 一八九六年四月‐五月美術史の中の自覚を持った女性たち―“ベルリン女性美術家協会”色彩への情熱―両親の家との隔たり ベルリン、一八九六年十月‐一八九八年五月ジャンヌ・バウク―女性解放、その渦中に飛び込んだパウラ・ベッカー『ツァラトゥストラ』の影響下に ヴォルプスヴェーデ、一八九八年九月‐一八九九年十二月伝統との断絶―裸体画とはすなわち裸、ではない開いた窓辺に立つ、自覚を持った女性 パリ、一九〇〇年一月‐六月秘密の婚約 ヴォルプスヴェーデ、一九〇〇年九月(I)僕の友に―私の友に ヴォルプスヴェーデ、一九〇〇年九月(II)一つの家族から別な家族へ ヴォルプスヴェーデ、一九〇一年春たくさんの別れと一つの新しい始まりと ヴォルプスヴェーデ、一九〇一年秋と一九〇二年春口では言えないことを、花に託して告げる 引き続きヴォルプスヴェーデ、一九〇二年‐一九〇三年二月制作への熱中と生きる喜びの五週間 パリ、一九〇三年二月‐三月静かな幸せでは不十分だ ヴォルプスヴェーデ、一九〇三年三月‐一九〇五年二月愛の二度目の春―熱望するが失敗に終わる パリ、一九〇五年二月一四日‐四月七7日新しい人生のためのひそかな準備 ヴォルプスヴェーデ、一九〇五年四月‐一九〇六年二月結婚生活を後にする―私の愛は潰えたからです パリ、一九〇六年二月‐九月家族のもとに戻る―いくつかの幻想の分だけ乏しくなって パリ、一九〇六年十月‐一千九〇七年三月タブーを破る―裸の母と子 引き続きパリ、一九〇七年三月まで描くことは続けます―醒めた意識の妊娠期間 ヴォルプスヴェーデ、一九〇七年四月‐十月生と死 ヴォルプスヴェーデ、一千九〇七年十一月
私は私、そしてもっともっと私になりたいと思っています。子ども、病いをもつ人、老農婦、母と子、花、そして裸の自画像を描き、画家になることと女性であること、母になることの自然を生きようとしたパウラ。儚くも大胆な31年の生を描く、決定版伝記。*「私たちはいっしょに話をしても、いちばん奥深いところまでは話しません。そこでときどきはどちらかが相手に花のことを話さなければならないのです、深い深いところに咲いている花のことを。」(兄クルト宛ての手紙、1900年4月26日付)「ところで私は、自分がどうサインすればいいのか、まったく見当がつきません。私はモーダーゾーンではありませんし、もはやパウラ・ベッカーでもないのです。私は私です、そしてもっともっと私になりたいと思っています。」(リルケ宛ての手紙、1906年2月17日付)ドイツ人女性画家として、現代絵画(モデルネ)への扉を自らの手で開いたそのとき、31年の生を閉じた、パウラ・モーダーゾーン=ベッカー(1876-1907)。アカデミーを離れ、自然を師として、自分たちの芸術を志す芸術家たちのコロニー、ヴォルプスヴェーデの一員となったパウラを、運命的な出会いが待っていた―――〈魂の姉妹〉となる彫刻家クララ・ヴェストホフ、詩人ライナー・マリーア・リルケ、夫となる画家オットー・モーダーゾーン。芸術に身を捧げることを自らに誓い、描いて、描いて、描いて生きたパウラは、死の瞬間、母となり、革命的な女性画家となっていた。死後、アトリエで見つかった二千点あまりの絵と、多くのドイツ人に愛読されつづける『手紙と日記』の声に耳を澄ませ、短くもひたむきに生ききった生涯を描きだす。カラー作品32点、「訳者補注」「パウラ・モーダーゾーン=ベッカー受容史」を付した、質量ともに充実の決定版。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
子ども、病いをもつ人、老農婦、母と子、花、そして裸の自画像を描き、画家になることと女性であること、母になることの自然を生きようとしたパウラ。短くも大胆な31年の生をたどる、決定版伝記。代表作32点収録。
ドレスデンの幼年時代 一八七六‐一八八八年
[日販商品データベースより]伯父のオスカール―一家につきまとう影
ブレーメンの少女時代 一八八八年四月‐一八九二年四月
イギリスの叔母の家で―苦しい思いと将来の指針 一八九二年四月‐九月
ふたたびブレーメンで―教員資格試験 一八九三年一月‐一八九六年三月
ベルリン―今は全身が眼となっています 一八九六年四月‐五月
美術史の中の自覚を持った女性たち―“ベルリン女性美術家協会”
色彩への情熱―両親の家との隔たり ベルリン、一八九六年十月‐一八九八年五月
ジャンヌ・バウク―女性解放、その渦中に飛び込んだパウラ・ベッカー
『ツァラトゥストラ』の影響下に ヴォルプスヴェーデ、一八九八年九月‐一八九九年十二月
伝統との断絶―裸体画とはすなわち裸、ではない
開いた窓辺に立つ、自覚を持った女性 パリ、一九〇〇年一月‐六月
秘密の婚約 ヴォルプスヴェーデ、一九〇〇年九月(I)
僕の友に―私の友に ヴォルプスヴェーデ、一九〇〇年九月(II)
一つの家族から別な家族へ ヴォルプスヴェーデ、一九〇一年春
たくさんの別れと一つの新しい始まりと ヴォルプスヴェーデ、一九〇一年秋と一九〇二年春
口では言えないことを、花に託して告げる 引き続きヴォルプスヴェーデ、一九〇二年‐一九〇三年二月
制作への熱中と生きる喜びの五週間 パリ、一九〇三年二月‐三月
静かな幸せでは不十分だ ヴォルプスヴェーデ、一九〇三年三月‐一九〇五年二月
愛の二度目の春―熱望するが失敗に終わる パリ、一九〇五年二月一四日‐四月七7日
新しい人生のためのひそかな準備 ヴォルプスヴェーデ、一九〇五年四月‐一九〇六年二月
結婚生活を後にする―私の愛は潰えたからです パリ、一九〇六年二月‐九月
家族のもとに戻る―いくつかの幻想の分だけ乏しくなって パリ、一九〇六年十月‐一千九〇七年三月
タブーを破る―裸の母と子 引き続きパリ、一九〇七年三月まで
描くことは続けます―醒めた意識の妊娠期間 ヴォルプスヴェーデ、一九〇七年四月‐十月
生と死 ヴォルプスヴェーデ、一千九〇七年十一月
私は私、そして
もっともっと私になりたいと思っています。
子ども、病いをもつ人、老農婦、母と子、花、そして裸の自画像を描き、画家になることと女性であること、母になることの自然を生きようとしたパウラ。儚くも大胆な31年の生を描く、決定版伝記。
*
「私たちはいっしょに話をしても、いちばん奥深いところまでは話しません。そこでときどきはどちらかが相手に花のことを話さなければならないのです、深い深いところに咲いている花のことを。」
(兄クルト宛ての手紙、1900年4月26日付)
「ところで私は、自分がどうサインすればいいのか、まったく見当がつきません。私はモーダーゾーンではありませんし、もはやパウラ・ベッカーでもないのです。私は私です、そしてもっともっと私になりたいと思っています。」
(リルケ宛ての手紙、1906年2月17日付)
ドイツ人女性画家として、現代絵画(モデルネ)への扉を自らの手で開いたそのとき、31年の生を閉じた、パウラ・モーダーゾーン=ベッカー(1876-1907)。
アカデミーを離れ、自然を師として、自分たちの芸術を志す芸術家たちのコロニー、ヴォルプスヴェーデの一員となったパウラを、運命的な出会いが待っていた―――〈魂の姉妹〉となる彫刻家クララ・ヴェストホフ、詩人ライナー・マリーア・リルケ、夫となる画家オットー・モーダーゾーン。芸術に身を捧げることを自らに誓い、描いて、描いて、描いて生きたパウラは、死の瞬間、母となり、革命的な女性画家となっていた。
死後、アトリエで見つかった二千点あまりの絵と、多くのドイツ人に愛読されつづける『手紙と日記』の声に耳を澄ませ、短くもひたむきに生ききった生涯を描きだす。
カラー作品32点、「訳者補注」「パウラ・モーダーゾーン=ベッカー受容史」を付した、質量ともに充実の決定版。