雑魚のととまじり

幻戯書房
花咲一男　

• 価格: 4,400円（本体4,000円＋税）
• 発行年月: 2020年06月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784864881999

内容情報

[BOOKデータベースより]

師事した江戸川乱歩、協働した高橋鐵らの知られざる事実。あの私家版の新編集。関東大震災、金融恐慌、満州事変、日支事変、大東亜戦争、敗戦、そして高度経済成長、バブル崩壊を生き抜いた、近世風俗研究の巨頭による記録。

雑魚のととまじり（本庁事件の起きるまで；本庁事件余話；雉子書房と猪場毅さん―『くろち』のこと；『稀書』の森山太郎さん；小倉ミチヨ女史のこと　ほか）
人を食う蝿（徳安めざして；死びとの風；大池上等兵の死；人を食う蝿）
附録（われ修羅に燃えて呻吟す―宮沢賢治私考；椿説　注文の多い料理店）

[日販商品データベースより]

師事した江戸川乱歩、協働した高橋鉄らの知られざる事実。
私家版を新編集
大正生まれの東京少年は、探偵小説のマニアとなり、古本屋を巡るうち、男色物を含む春画など軟派文献の蒐集、研究に没頭、ついにはワイセツ図画頒布罪で逮捕される……。
関東大震災、金融恐慌、満州事変、日支事変、大東亜戦争、敗戦、そして高度経済成長、バブル崩壊を生き抜いた、近世風俗研究の巨頭による記録。