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[BOOKデータベースより]
2010 寅―群れないという選択が磨きあげた野生の眼光
[日販商品データベースより]2011 卯―樹の声が聞える夜がある
2012 辰―冴えざえと空に張られた冬の弦りよりよんりよんと龍が爪弾く
2013 巳―あるいるするなるえむ
2014 午―若駒の馳けゆく大地天までつづけ
2015 未―羊雲三つ四つ浮べて牧神も空に憩うか
2016 申―見る聞く云うそして笑おうぞ我らヒト科は
2017 酉―黎明を告げる鳥よ私もまた鮮しい声のひとつでありたい
2018 戌―盲導犬より添うという究極のかたちを君から学んでいる
2019 亥―不器用ですが一途ですこのまんま行くほかありません
うたびとは、真実を語らなければならぬ。その厳しい掟は、私が仮想したものであったかもしれない。私の詩歌運動は、まず基本をそこに置くことであったから、最初、一生懸命に詩歌を貫こうとする弟のような男のために、書いてやってみようかと詩歌を書き始めた柳瀬さんが、いつか私以上に詩歌に真実をあふれさせたことに私は、誇りを感ずる。(五行歌の会主宰・草壁焔太跋文より)
第3歌集の後の2010年から2019年までの作品を掲載。
2018年戌の章には、伴侶の弘氏の闘病をテーマにした20日間の戦い「嵐の中の日々」を収録。
好奇心に溢れ、命を詠いあげる珠玉の秀歌集。