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[BOOKデータベースより]
交渉の極意は説得することではなく、相手のタイプを見抜くことにある。交渉成立を目前に引き寄せる弁護士の実践テクニック!
第1章 人は説得されたいのではない、納得したいのだ(裁判で勝ったのに、なぜ依頼人は喜ばないのか?;駆け引き型交渉と納得型交渉は違う ほか)
[日販商品データベースより]第2章 口ベタ・気弱な人だからこそ納得してもらえる(強引な人より気弱な人のほうがいい!;「しゃべりすぎ」は失敗の元 ほか)
第3章 相手を7タイプに分けられたら交渉成立に王手(相手が大切にしている「価値観」に注目;人は価値観によって7つのタイプに分けられる ほか)
第4章 7タイプはどう交渉すれば納得してくれるのか?(7つのタイプに合ったそれぞれの交渉術とは?;損得タイプ―交渉材料はお金だけとは限らない ほか)
第5章 どのタイプにもすぐ使える弁護士の交渉テクニック(弁護士の超交渉術1 「そもそも論法」;弁護士の超交渉術2 「必要性」と「許容性」による説得 ほか)
●「どうやってイエスかノーかを決めるのか」で、人は7タイプに分けられる
@損得タイプ…損か得かで決める
A成功追求タイプ…自分が成功するか失敗しないかで決める
B快楽追求タイプ…楽しいかどうかで決める
C平和主義タイプ…争いにならず平和的に解決できるか否かで決める
Dロジカルタイプ…論理的に正しいか否かで決める
E勝敗タイプ…相手に勝ったか負けたかで決める
F人助けタイプ…自分を犠牲にしてでも他人のことを優先する
●「必勝」「最速」が必ずしも正義とは限らない
弁護士として相手との交渉が多い著者は、
「ハーバード流交渉術」を学んだことで、
交渉が驚くほどスムーズに運ぶようになりました。
ポイントは「相手に納得してもらうこと」です。
この手の本では「必ず勝つ交渉術」「最速で説得する技法」といった、
”強気な類書”が目立ちますが、強引に勝ったり最速で片づけることが、
実際問題として、必ずしも正解するとは限らないでしょう。
強引に勝つことで遺恨となったり、
最速で勝つことで杜撰になったりしては、
そもそも勝ったことにはなりません。
●自分がどうするかではなく、相手がどういう人かを見ること
大事なのは、相手に合わせた交渉術を心掛けることです。
納得してもらう相手によって、当然、交渉の仕方は異なります。
人は自分の価値観によって、物事を判断しています。
交渉相手は、どうやってイエスかノーかを決めているのか――。
物事を単純に損得で考える人もいれば、
精神的な勝ち負けで勘定する人もいるし、
成功を第一に考えるか、快楽を第一に考えるかなど、
人によって優先順位は違います。
今回、著者が説く「7タイプ別交渉術」は、
その人に合わせた交渉を心掛ける世界一ソフトな交渉術なのです。
●世界一ソフトな交渉術が、じつは最も結果を出す
この交渉術は、交渉に自信がある人や気が強い人はもちろん、
反対に、気が弱かったり、経験がなかったり、口下手だったり、
あまり交渉に得意ではないと思われる性格の人にも向いています。
著者は敏腕弁護士という職業にいながら、裁判を友好的に進め、
ムダに敵を作らない、勝ちすぎない、自己流を捨てるなどといった、
ソフトな交渉術を徹底してきました。
そんな著者のノウハウを、本書で伝授して頂きます!
【目次】
第1章 人は説得されたいのではない、納得したいのだ
第2章 口ベタ・気弱な人だからこそ納得してもらえる
第3章 相手を7タイプに分けられたら交渉成立に王手
第4章 7タイプはどう交渉すれば納得してくれるのか?
第5章 どのタイプにもすぐ使える弁護士の交渉テクニック