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- なぜいま家族のストーリーが求められるのか
-
[公私混同]の時代
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863853942
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[BOOKデータベースより]
結婚・出産の「ご報告」、パタハラ、洗濯男子、テレワーク、親バカ文化…。公私領域の再編に注目し、家族ブームの背景を読み解く。
1 「私ごと」が国民的関心事に?(「公私混同」の意味が変わった;進次郎&クリステル婚が象徴する「私ごと」の劇場化;ソーシャルメディアの普及と「ご報告」ブーム;家族を語る行為を支えるもの;「家族が大切」という意識の高まり)
[日販商品データベースより]2 家族の語られ方が2010年代に変わった(家事とCMと男と女;ぼく作る人&洗う人―料理男子、洗濯男子の登場;パパブログにみる「親バカ」文化の隆盛;誰が「父」として語っているか;「ママだけど…」という役割規範への抵抗)
3 エンタメコンテンツとしての家族ストーリー(家族を問い直すメディア作品への社会的な注目;ハリウッド映画の新旧のヒーロー;「父」を語る欧米文化の輸入;「ご報告」に反映された、父としてのあり方)
4 家族をめぐる政治・経済的な思惑とメディアの関与(家族に関する政策とメディアの連動;国家的リスクと「家族の絆」言説の強化;「イクメン」ブームを支えたもの;レジャーの流行と家族の休日の関係)
5 “公”“私”の揺らぎと家族の変容(浸食し合う“公”“私”の境界線;家事や育児は押し付け合うものなのか;「家族の絆」言説の過熱化とその弊害;家族のストーリーが求められる理由)
「家族の絆」って言うな!
社会問題の原因も解決策も全て「家族」にお任せ?
結婚・出産の「ご報告」、パタハラ、洗濯男子、テレワーク、親バカ文化・・・・・・。公私領域の再編に注目し、家族ブームの背景を読み解く。