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- イリーナさんというひと
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ソ連という時間をさがして
成文社
地方・小出版流通センター
太田丈太郎
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784865200485
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[BOOKデータベースより]
ソ連、雪どけ、日本人抑留者、ロシア・アヴァンギャルド芸術、航空機、プーシキン、ソ連児童文学、島尾敏雄―ソ連という時間を生き、ひっそりと独りで逝った女性。彼女が遺した文書から、さまざまな日露の交流に迫る。
第1章 イリーナさんのアーカイヴ
[日販商品データベースより]第2章 ブブノワとシェープキナ―実現しなかった帰国の夢
第3章 米川正夫のワルワーラ・ブブノワ宛書簡
第3章(補遺) 佐々木千世と池田健太郎のブブノワ宛書簡
第4章 ハールジエフとブブノワの往復書簡―「青年同盟」をめぐって
第5章 チュコーフスキーとの再会―日ソ児童文学をめぐる断片
第6章 島尾敏雄の「雪どけ」―モスクワ、一九六五年秋
第7章 イリーナさんというひと
イリーナ・コジェーヴニコワ(1925―2011)は、画家ブブノワの伝記作者として著名だが、その他にも日ロ関係に少なからぬ貢献を果たした。本書はイリーナさんが遺した文書を読み解き、個々のヒトの「ヴォイス」を甦らせようという試みである。いぬいとみことコルネイ・チュコーフスキーの児童文学、ワルワーラ・ブブノワの画家としての業績、「青年同盟」をめぐるニコライ・ハールジエフの研究、島尾敏雄の小説が蘇ってくる。