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[BOOKデータベースより]
人生100年時代の終活読本。禅が教える、美しい生き方、そして逝き方。
1章 「定命」とはなにか―預かりものの命を生きる(生まれた瞬間から命の長さは定められている;我欲や執着、妄想を手放す ほか)
2章 命を輝かせる「心」の持ち方―減らす、手放す、受け容れる(とにかく、かくしゃくと生きる;歳をとることは円熟すること ほか)
3章 「行動」を少し変えてみる―最期の日までにやっておきたいこと(自分史を書いてみる;生前戒名を授かる ほか)
4章 人生が整う「暮らし方」―今日を「最高の一日」にする禅的メソッド(姿勢を正すと美しい人になる;呼吸は、深く、ゆっくり、吐き切る ほか)
5章 身体と対話する―「体力」より「元気」をつける(動けるうちは動く;体力よりも元気をつける ほか)
禅が教える、美しい生き方、そして逝き方
どのような生き方をすれば、
心安らかに、思いを残さず、潔く逝けるか――
誰もが模索していることではないでしょうか。
書名の「定命(じょうみょう)」とは禅の言葉。
私たちはふだん、「寿命」という言葉を使いますが、
禅では「定命」といって、
人の命の長さは生まれたときから定まっている、と考えます。
この本には、定まった命をどう生きるのかの
禅的メソッドが具体的に記されています。
◎百年の命も、たった数秒の命もまったく同じ価値がある
◎人は二度死ぬ
◎欲張るほどに、心は貧しくなる
◎一病息災で生きる
◎「長生き」を目標にしない
◎自分史を書いてみる
◎生前戒名を授かる
◎体力よりも元気をつける
◎動けなくなっても、幸福はそこにある
人生100年時代を生き抜く終活読本として、
読んだらすーっと心が軽くなって、力がわいてきます。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、ベストセラー多数の著者がはじめて語る「死」をめぐる考察です。
「よく死ぬ」ことと「よく生きる」は不可分であると著者はいいます。
この「よく」の意味をつきつめると、
「誰の中にもある仏性という、一点のくもりもない、
清らかな心に気づき、一歩、一歩、それに近づいていくことだ」
といいます。
そのためには、我欲や執着、妄想といった「煩悩」を
削ぎ落とすこと、手放すことが必要であると。
私も肝に銘じ、悪い感情にとらわれそうになったときは、
著者の言葉を思い出すようにしています(できないこともあるのですが…)。
すると、自分から自由になれる感覚があり、気持ちが楽になるのです。
ぜひみなさんも変化を「体験」してみてください。
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