この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本の古代を知る古墳まるわかり手帖
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年10月発売】
- 畿内乙訓古墳群を読み解く
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2018年08月発売】
- 椿井大塚山古墳と久津川古墳群
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2021年05月発売】
- 講座畿内の古代学 第2巻
-
価格:7,700円(本体7,000円+税)
【2018年09月発売】
- 愚管抄
-
価格:1,584円(本体1,440円+税)
【2012年05月発売】
[BOOKデータベースより]
三世紀中ごろからの約三五〇年間に、日本列島の各地で前方後円墳が築造された。墳丘、埋葬施設、副葬品からなる前方後円墳は、地域的な個性をもちながらも、共通性を大幅に逸脱することはない。しかも大山(仁徳陵)古墳をピークとして、歴然たる規模の階層性を見せている。共通性と階層性はなにを語っているのか。近年の考古学のめざましい発掘成果をふまえ、各地の豊富な事例研究をとおして、その出現から七世紀初めの終焉におよび古墳時代の新しい国家像を描きだす。
「河内政権論」にみる前方後円墳研究の課題
[日販商品データベースより]第1部 前方後円墳とはなにか(前方後円墳は政治的墳墓;共通性と階層性を見せる前方後円墳;古墳時代の首長と農民層)
第2部 前方後円墳にあらわされる関係とはなにか(中央政権の構造;地方首長層の動向;中間層の統治;古墳時代の「国境」;前方後円墳国家と諸画期)
3世紀中ごろから7世紀初めごろまでのおよそ350年間に、北海道・東北北部と沖縄を除く日本列島の各地で、約5200基の前方後円墳が築造された。共通性と階層性を見せる古墳がつくられたのはなぜか。
本書は膨大な事例研究をとおして、前方後円墳とはなにか、前方後円墳に表された関係とはなにかを探究し、新しい古墳時代像を提出する画期的な試みである。