歌の革命

リトアニアの独立とそれにまつわる人々

社会評論社
高橋眞知子　

• 価格: 2,530円（本体2,300円＋税）
• 発行年月: 2019年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784784511440

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９８９年、ソ連邦からの独立を要求して、２００万人のバルトの民衆が、武器をもたず、平和への祈りをささげ、歌いながら、国境を越えて人間の鎖でつなぐ６００ｋｍの「バルトの道」を実現した。「歌の革命」と呼ばれる。オランダ在住の著名なフルート奏者が、リトアニアの独立運動にまつわる人びとを探訪して描く、「歌の革命」をめぐる物語。

第１章　リトアニア初の飛行機設計士、空軍パイロット（若きユルギスの夢と情熱　フライングマシーン　発明の時代；リトアニア国立航空博物館にて　ユルギスは芸術家？）
第２章　独立革命とリーダーとそのファミリー（ランズベルギス氏の日本訪問　政治家、音楽家として；ヴィータウタス・オシュキニス　リトアニアの精神とは；元国家元首の長女　ユラーテ・ランズルベルギーテ　実話の紹介；カスタンタス・ルケナス　自己逃避のファンタジー・初めての証言）
第３章　芸術と政治をめぐるさまざまな物語（神秘の芸術家チュルリョーニス　最後の絵；そしてジャポニスム　世界万博からオペレッタ「帝‐ミカド」まで；祖国　カイリースとペトラウスカス；レーニンとテルミンの電子音楽楽器、盗聴器；命のビザ）
第４章　「歌の革命」はどのようにして起きたのか（歌の革命へ向けて；リトアニア元国家元首―妻、両親の想い出；ランズベルギス氏が語る　好きな言葉）

[日販商品データベースより]

オランダ在住の著名なフルート奏者が、リトアニアの独立運動にまつわる人びとを探訪して描く「歌の革命」をめぐる物語。1989年、ソ連邦からの独立を要求して、200万人のバルトの民衆が、武器をもたず、平和への祈りをささげ、歌いながら、国境を越えて人間の鎖でつなぐ600キロの「バルトの道」を実現した。「歌の革命」と呼ばれる。オランダ在住の著名なフルート奏者が、リトアニアの独立運動にまつわる人びとを探訪して描く「歌の革命」をめぐる物語。