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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- 北区の太
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それなり
この作者は歴史物を書かせたら当代1、2と思っており、それが歴史上、最も魅力的(と自分では思っている)な人物である信長を描いているので、面白くないはずはないと思って手に取り読んでみたが、それなりの内容に仕上がっているという印象。その性格・最期も含め謎めいた部分の多い信長(だからこそ魅力的なのだと思うが)の、性格及びその性格形成に影響を与えた生い立ちについて描かれている。こういう解釈もあるのだろうなと思う反面、あまりしっくり来なかったのも事実。その結果、評価は☆3に留まった。信長の分析にあまり新規性がなかったのが一番の要因かな。信長について初めて読む人であれば、もっと面白く読めるんだろうな。
[BOOKデータベースより]
強さとは何か。己は強いのか。織田信長は、桶狭間で今川義元の首を取り、姉川で浅井・朝倉両軍を打ち破って着々と領土を拡げても、問い続けていた。長島一向一揆で二万を超える大坂本願寺の宗徒を焼き殺し、「神になる」と宣言。長篠で武田勝頼に圧勝して強大な権勢を手にしたが、それでも自分を信じることができない。敵将への妬みも消えず、麾下の兵を真に信頼することもなかった―。天下布武目前、重臣の謀反によって没した傑出の猛将、信長とは何者だったのか?