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[BOOKデータベースより]
伝統的建築を保存するだけでなく、歴史的な環境をまちづくりに活かすために、そのもつ意味を問いなおす論考集!
序章 歴史的な環境の計画論再考(都市と歴史との関わりを問う今日的理由;歴史的環境概念の再確認 ほか)
[日販商品データベースより]1章 震災復興の時間と計画・奥松島にて(混乱の時間に見えてきたもの;東松島市の高台都市づくり ほか)
2章 カタストロフの景観を生きる(復興による生活環境の変化の問題と理論的枠組み;語られる「失われた景観」 ほか)
3章 銀座を語る「場」と語られる銀座のイメージ形成史(モダン都市文化の中心地・銀座におけるまちづくり主体;建築的観点から紡がれる銀座の都市形成史 ほか)
4章 理想的田園居住を求める城南住宅組合の歴史とまちづくり(城南住宅組合の90年の住環境保全活動;組合活動の歴史的転換点を探して ほか)
都市計画やまちづくりといったものが歴史とどのような関係を持っているのか、あるいは持ち得るのかを明らかにしようとする論考。
「まちづくりと歴史」というと、町並み保存に向けた議論ととらえられがちだが、本書は保存に関する
議論も含みながら、それだけでなく、地域の歴史に関わる幅広い計画的行為の可能性を追求する論考集
となっている。