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[BOOKデータベースより]
歴史の流れがすっきりわかる。代表的歴史人物をおさえる。知っておくべき重要な出来事を網羅。これ1冊で楽しくやり直せる!
第1章 原始・古墳時代(700万年前〜600年ころ)
[日販商品データベースより]第2章 律令国家への道(600年ころ〜783年)
第3章 貴族の社会と摂関政治(784年〜1191年)
第4章 武家社会の成立(1192年〜1333年)
第5章 武家社会の展開(1334年〜1500年ころ)
第6章 天下統一と幕藩体制(1500年ころ〜1700年ころ)
第7章 幕藩体制の崩壊(1716年〜1867年)
第8章 近代国家の確立(1868年〜1900年ころ)
第9章 世界大戦と日本(1900年ころ〜1945年)
第10章 現代の日本(1945年以降)
◎◎日本史っておもしろい!◎◎
この本は一度、日本史を勉強したことのある人を対象にし、大学を卒業し社会にでた方、現役の大学生、受験をめざす高校生、定年をすぎもう一度、日本史をやってみようという方に向けて日本史の流れを意識してもらうように執筆しました。
みなさんが学んできた日本史は、あまり楽しくなかったのでは? それは、日本史のイメージというと、漢字が多い、年代や人名がたくさんでる、暗記しなければならない、といったあまり明るいものではないことからも想像がつきます。
たとえば、テストで、「奇兵隊の創設者は?」ときかれたとしましょう。〈たかすぎ・しんさく〉だと知っている人は多いでしょう。でも、テストでは、〈高杉晋作〉だけが正解。ひらがなで〈たかすぎしんさく〉は不正解になったのではないでしょうか。無理して、〈高杉「普」作〉なんて書いて悔しい思いをした人もいるかもしれません。
こうした悲劇(?)の原因は、長い間の高校教育が、 1クラスに5をつける人数が決められているという、相対評価であったからです。つまり、なにかで差をつけなくてはならなかったからです。たしかに、一定の知識や教養を身につけることは必要でしょう。しかし、その本質を見失ってはなんにもなりません。
日本史は、人間が主人公の学問です。これは、日本史に限らず、歴史全体についていえることですが、人と人との関わりを記述したのが日本史なのです。ですから、今日のみなさんの行動も、大きな意味では日本史といってよいでしょう。そう考えると、日本史もなんだか身近になり、興味がでてくるのではないでしょうか?
◎◎「新装版」にあたって◎◎
この本は2011年出版『カラー版 忘れてしまった高校の日本史を復習する本』を一部改訂したものです。