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[BOOKデータベースより]
牡蛎じいさん、初めての半生記。ウサギや野鳥が友だちだった幼少期、父の仕事を継いで養殖に励んだ若き日々、森に目を向けるきっかけとなったフランスへの旅、すべてを津波が押し流した東日本大震災、そして、今。大反響を呼んだ読売新聞「時代の証言者」待望の書籍化。文章家として世に出るきっかけとなった懸賞作文、教科書に掲載された「森は海の恋人」など、この30年の名エッセイも収録。
1 牡蛎じいさんの半生記(少年時代;必死の日々;漁師が山に木を植える;プランクトンは生きていた)
[日販商品データベースより]2 折々のエッセイから(森は海の恋人(「第2回地球にやさしい作文」通産大臣賞、一九九二年);森は海の恋人(『中学国語3』収載、一九九七〜二〇〇五年度);津波はもう結構(二〇一〇年五月);蝋燭の光でこの手記を書く(二〇一一年五月);『牡蛎と紐育』書評(二〇一二年三月);豊かな森が海を救ってくれた(二〇一六年四月);沈黙の海からの復活(二〇一九年三月)
宮城県気仙沼の牡蠣養殖家はなぜ森に気を植える活動を始めたのか。
生きものを友だちだった孤独な少年時代から、養殖家として成功し、東日本大震災で甚大な被害を受けながらも、それを乗り超えるまでを一気に語り下ろす「牡蠣じいさん」初の聞き書き自伝。
中学校の国語教科書に採用されたエッセイ「森は海の恋人」など付録も充実。
『読売新聞』に「時代の証言者」として連載中から、「子に、孫に読ませたい」と問い合わせ殺到。