政治思想とダイバーシティ

政治思想研究　第１９号

風行社
政治思想学会　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2019年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784862581266

内容情報

[BOOKデータベースより]

特集（「振気」論へ―水戸学派と古賀〓（とう）庵を手がかりに；グローバリズムと「中国化」―新疆ウイグル自治区の危機から考える　ほか）
公募論文（ホッブズの政体移行論―ローマの内乱から得た教訓；健康格差・頭脳流出・グローバル正義―「退出の権利」に対する制約の正当化に関する一考察　ほか）
書評（近世政治神学の探究『カルヴァン政治思想の形成と展開―自由の共同体から抵抗権へ』（住田博子）；政治思想史からキリスト教思想史を捉え直す『宗教改革と大航海時代におけるキリスト教共同体―フランシスコ・スアレスの政治思想』（小田英）　ほか）
二〇一八年度学会研究会報告（二〇一八年度研究会企画について；シンポジウム１　初期近代における秩序・支配・差異　ほか）
海外研究者招聘講演　アン・フィリップス教授「差異を承認する―理由とリスク」（フィリップス教授政治思想学会基調講演について；Ｒｅｃｏｇｎｉｓｉｎｇ　Ｄｉｆｆｅｒｅｎｃｅ：Ｒｅａｓｏｎｓ　ａｎｄ　Ｒｉｓｋｓ　ほか）

[日販商品データベースより]

政治思想におけるアイデンティティの多様性をめぐる問題の広がりと、「ダイバーシティ」の問題が孕む政治的意義や重要性を指し示す。