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医療の現場から考える
彩流社 坂下ひろこ
点
死後のケアではない。彼女たちのグリーフは、告知のときに始まり、途切れることなく続いた―。なぜそう感じたのか?なぜそう考えたのか?当事者からしか聞けない感情の揺れ、独自の解釈のありよう、多様な体験。闘病中の人間的な配慮の数々や手を尽くしてくれた医療行為によって、死別後の悲嘆が底支えされている―。子どもを亡くした遺族と医療者との交流講座の記録。
第1章 病児の母として看護師として教員として―璃音ちゃんとお母さんの体験第2章 最後まで生きると信じた白血病との闘い―大介君とお母さんの体験第3章 わが子への迫られる決断と永遠の葛藤―凛香ちゃんとお母さんの体験第4章 同じ病気をもって生まれた兄と弟―幸大君と康成君とお母さんの体験第5章 私の大切な妹の誕生そして死―璃音ちゃんと彩音ちゃんの体験第6章 双子との別れと病院でのグリーフケア―敦生君と兼慎君とお母さんの体験
子どもを亡くした家族にとって、グリーフケア(喪失に伴うさまざまな反応)とはどのようなものか。医療現場の実際のやりとりから、遺族の心のありようを考える本。グリーフケアについては、大半の医療者は「遺族ケア」(=死後のケア)と考えがちだが、当事者(家族)たちにとっては、闘病中の患者と家族のためにしてくれた人間的な配慮の数々や、手を尽くしてくれた医療行為そのものによって、死別後の悲嘆が底支えされているものと捉えられている。本書は、自身が子どもを亡くした経験から、遺族と医療者をむすぶ会を主催している著者が、体験者と共に開催した講座の記録である。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
死後のケアではない。彼女たちのグリーフは、告知のときに始まり、途切れることなく続いた―。なぜそう感じたのか?なぜそう考えたのか?当事者からしか聞けない感情の揺れ、独自の解釈のありよう、多様な体験。闘病中の人間的な配慮の数々や手を尽くしてくれた医療行為によって、死別後の悲嘆が底支えされている―。子どもを亡くした遺族と医療者との交流講座の記録。
第1章 病児の母として看護師として教員として―璃音ちゃんとお母さんの体験
[日販商品データベースより]第2章 最後まで生きると信じた白血病との闘い―大介君とお母さんの体験
第3章 わが子への迫られる決断と永遠の葛藤―凛香ちゃんとお母さんの体験
第4章 同じ病気をもって生まれた兄と弟―幸大君と康成君とお母さんの体験
第5章 私の大切な妹の誕生そして死―璃音ちゃんと彩音ちゃんの体験
第6章 双子との別れと病院でのグリーフケア―敦生君と兼慎君とお母さんの体験
子どもを亡くした家族にとって、
グリーフケア(喪失に伴うさまざまな反応)とは
どのようなものか。
医療現場の実際のやりとりから、遺族の心のありようを考える本。
グリーフケアについては、大半の医療者は「遺族ケア」
(=死後のケア)と考えがちだが、当事者(家族)たちにとっては、
闘病中の患者と家族のためにしてくれた人間的な配慮の数々や、
手を尽くしてくれた医療行為そのものによって、
死別後の悲嘆が底支えされているものと捉えられている。
本書は、自身が子どもを亡くした経験から、遺族と医療者をむすぶ会を
主催している著者が、体験者と共に開催した講座の記録である。