- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
- イースタニゼーション
-
台頭するアジア、衰退するアメリカ
EASTERNIZATION日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
ギデオン・ラックマン 小坂恵理- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532176242
[BOOKデータベースより]
イースタニゼーションは、アジアにおける富の増大と国際的な力の均衡に変化をもたらす今日の最重要トレンドだ。この西から東への巨大なパワーシフトは、世界中の人々の人生と国家の命運に決定的な影響を及ぼしつつある。いまや中国は問題を抱えながらもアメリカの覇権に挑み、日本、北朝鮮、インドなどアジア各国の野望もまた全世界を揺さぶる可能性がある。一方、西側各国は経済の低迷とポピュリズムに苦闘し、アラブ世界は混乱を極め、ロシアは超大国として復活を切望している。著者は、錯綜する世界の動向からイースタニゼーションの奔流を捉え、21世紀の国際政治の輪郭を浮き彫りにする。
第1部 アジアで進行するイースタニゼーション(ウェスタニゼーションからイースタニゼーションへ;戦争のリスク;中国はもはや隠さず、待たず;アメリカのピボット;日本と韓国のジレンマ ほか)
第2部 アジアを超えて進行するイースタニゼーション(アメリカの覇権への疑問;中東―崩壊する西側の秩序;ヨーロッパの固く閉ざされた窓の隙間;東に舵を切るロシア;東西の境界となる国々 ほか)
米中貿易戦争は必然だった。
世界は今日、経済、政治、軍事の重心が欧米(西)からアジア(東)へとシフトする
イースタニゼーションのなかにある。
長期的な視点からグローバルな動きを捉えたFT外交コラムニストの力作。
ケ小平の改革開放政策からわずか40年。巨大な発展途上国だった中国は、いまや唯一の超大国アメリカに対抗しうる巨大な国となった。中国に続き、インドも強国として名乗りをあげる。世界の重心は、台頭するアジア諸国へと動くイースタニゼーションのなかにある。著者は圧倒的な取材力で、西欧が中心であることを前提に形作られてきた世界秩序が軋轢を生じている局面を描き出した。
西欧に都合よくつくられた世界の仕組み、組織、システムが、アジア新興国の反発によって変更を迫られている。アメリカをはじめとする先進国、とりわけ旧来秩序のなかで先進国に上り詰めた日本が、イースタニゼーションを踏まえてはたすべき役割を考えさせる力作。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 貿易戦争は階級闘争である
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2021年05月発売】