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[BOOKデータベースより]
経済社会をどうとらえるか
[日販商品データベースより]消費社会とはどのような社会なのか
豊かな社会の出現―消費社会の第1段階
試行錯誤する消費―消費社会の第2段階
内と外に向かう変化の波―消費社会の第3段階(1)
新しい消費文化の誕生―消費社会の第3段階(2)
消費社会はどのように変化するのか
現代の消費社会と産業社会
産業社会の出現―産業社会の第1段階「産業」(1)
マネジメント社会の発達―産業社会の第1段階「産業」(2)
サービス社会と産業社会の転換―産業社会の第2段階「ビジネス」(1)
ビジネス社会の興隆―産業社会の第2段階「ビジネス」(2)
ネットワーク社会と不確実性―産業社会の第3段階「信頼」(1)
信頼社会の可能性―産業社会の第3段階「信頼」(2)
経済社会を考える
人間の経済社会には、生産者の社会と消費者の社会の二面性が存在する。生産者の社会では、ホモ・ファベル(作る人)が真面目で勤勉さをみせ、労働に励み製品を作り出している。他方消費者の社会では、余暇や快楽をモットーとして、消費するホモ・ルーデンス(遊ぶ人)を生み出している。そして、生産者と消費者は相互に有機的に結びつく社会を形成している。本書では、これらの社会が近代から現代にかけて、どのような変化を見せるのかについて考える。