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[BOOKデータベースより]
1 あらためて拉致被害者17人の悲痛な運命を考える(拉致事件はいつ、どのようにして問題となったのか;認定拉致被害者の数は数十人でも、数百人でもない ほか)
[日販商品データベースより]2 日朝首脳会談の成功と逆転―平壌宣言はなぜ反故にされたのか(日朝国交正常化への努力は一九八〇年代からはじまった;深刻な争いは一九九〇年代からはじまった ほか)
3 再度の首脳会談も空しく終わった(二〇〇二年末の安倍官房副長官と救う会;イラク戦争の中で ほか)
4 敵対行動開始の安倍3原則(二〇〇五年の情勢;安倍内閣の誕生 ほか)
5 安倍3原則がストックホルム合意の実行を阻んだ(安倍晋三氏が二度目に総理となる;安倍首相はストックホルム合意へ向かわざるをえなかった ほか)
資料・日朝平壌宣言
安倍政権のアキレス腱、拉致問題。
安倍政権はいかにして、制裁を強化すれば北朝鮮が崩壊するという佐藤勝巳氏ら救う会全国協議会に支配されるようになったのか。
「拉致問題は日本の最重要課題」「拉致問題の解決なしには国交正常化はない」「致被害者の全員生存・全員帰国」を掲げ、硬直する『安倍三原則』。
これに固執し続ける限り、金正恩委員長と会談は不可能
・拉致問題の歴史と被害者・家族たちの過酷な運命を改めてふりかえる
・小泉元首相の平壌宣言による前進と、その後の決裂
・転換の時を迎えた日朝関係。平和と協力の新時代を開くためには、実行可能な解決方法、可能な限りの事実の解明に基づいた新しい関係が必要
「発想の転換だ! 歴史的背景から説く。全員生存・帰国を唱える安倍首相。
拉致問題存続が政権の生命線では実現不可能」──蓮池 透〈元家族会事務局長〉
「この10数年、日本は変質した。原因の一つとなった日朝関係の全貌を知るのに
本書は最適のテキストである」──青木 理〈ジャーナリスト〉