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[BOOKデータベースより]
一人になって、裸になって家を出る。詩の焦土を踏みしめて書き継いだ、十数年にわたる試行から精選20篇を収める、待望の新詩集。
とぎ汁
[日販商品データベースより]ジュリオ・ホセ・サネトモ
香水瓶
釣りをした一日
なう
皿の上のこぼれたパンのくず
海老の神社
石を積む
しくじりの恋
雨を嗅ぐ
門司海員会館
けんちん汁を食べてってください
群れ
ここにはない
地鳩の目
赤牛と質量
八角の妻
浦を伝って
黄金週間
父
わずかにわかりあえた瞬間にだけ
指先に触れた ごつい荒縄
潮をかぶった
綱手
かなしも
(「ジュリオ・ホセ・サネトモ」)
詩を脱ぎ捨てんと
「初夏(はつなつ)の海を/船がゆく/漂わず/浮かぶこともせず/詩を脱ぎ捨てんと/急ぐ船」(「黄金週間」)。
一人になって、裸になって家を出る。詩の焦土を踏みしめて書き継いだ、十数年にわたる試行から精選20篇を収める、待望の新詩集。装幀=中島浩