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[BOOKデータベースより]
二項対立を超えて。行政・科学者・住民運動という三者の相互作用を分析、環境問題研究の新たなあり方を示す。
序章 問題提起としてのダイオキシン論争
第1章 「ダイオキシン問題と呼ばれていた問題」を捉えるために
第2章 科学と社会の対称的な分析をめざして
第3章 科学者はどのように考えて住民運動に関与したのか
第4章 日本政府はダイオキシン規制をどのように設定したのか
第5章 住民運動はダイオキシンという問題設定をどのように受け止めたのか
第6章 ダイオキシン類対策特別措置法とその後の所沢周辺地域
第7章 科学と社会はどのようにすれ違っていたか
終章 科学社会学的分析の意義と展望