この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 選挙制度と政党システム
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2004年01月発売】
- 日本の政党政治1890―1937年
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【1992年10月発売】
- 自治体議会を考える―そのあり方探求住民の期待に応え議員としての役割を果たすために―
-
価格:5,720円(本体5,200円+税)
【2023年09月発売】
[BOOKデータベースより]
財務省を揺るがせた「公文書改ざん」の衝撃。事務次官と国税庁長官が同時に不在となる前代未聞の不祥事が露呈し、いま「最強官庁」と呼ばれた組織は重大な危機に瀕している。「国家官僚」を自負してきた財務官僚たちはなぜ、歴史に残る失態を演じたのか。その答えを求めていけば、90年代に起きた「過剰接待問題」に行き当たる。財金分離のきっかけともなった、あの大スキャンダルから20年。大蔵省から財務省と名を変えた日本一のスーパーエリート集団は政治との攻防のなかでどのような変貌を遂げたのか。霞が関を「定点観測」し続けるジャーナスリトによる、迫真のドキュメンタリー。
序章 財務省「史上最大の危機」(次官と国税庁長官が同時不在の異常事態;「国家官僚」の歪んだエリート意識 ほか)
1章 「改ざん」の衝撃(「政治の指示」はあったのか;調査報告書に記載された「動機」 ほか)
2章 「大蔵省」の消滅(史上最大の接待スキャンダル;次官に引導を渡した橋本龍太郎首相 ほか)
第3章 小泉政権と政権交代(小泉首相がワインに酔いしれた夜;小泉政権の上げ潮派と財政再建派 ほか)
第4章 安倍政権と「消費税増税」(官僚に操られない首相の信念;政治家の「対官僚コンプレックス」 ほか)