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- 簡帛文献からみる初期道家思想の新展開
-
東京堂出版
王中江 吉田薫(中国文学)
- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784490209891
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[BOOKデータベースより]
中国思想史に新たな視座を提供する画期的な研究。考古学の成果を取り入れ、新出土資料と伝世文献を関連付けて初期の道家思想を再検証する。
序論 出土文献、ならびに道家の宇宙観と人間社会観についての再検討
[日販商品データベースより]第1章 道と事物の自然―老子「道法自然」の意義について
第2章 『太一生水』における宇宙生成モデルと天道観
第3章 『恒先』の宇宙観、ならびに人間社会観の構造
第4章 『凡物流形』の生成、および自然と聖人―「一」をめぐる考察と帰属学派について
第5章 黄老学の法哲学の原理と公共性、および法律共同体の理想―なぜ「道」と「法」の統治なのか
20世紀に入り70年代、特に90年代以来大量の簡帛が出土し、公開された。このことは古代中国の文明や歴史、文化、および思想などの多くを理解するうえで大きな活力と作用をもたらした。本書は積極的に考古学の成果を取り入れ、出土文献に拠って道家思想の再検討を進めることにより、初期の道家が、老子から荘子へ、老子から黄老思想へと、実に多元的でそれぞれ異なる変化・発展の道をたどっていったことを明らかにする。さらに道家が、宇宙や自然の事物について非常に強い好奇心を持って追究を深めていたことも実証。道家が様々な方法で「道」の秩序から人間社会の秩序を構築していったことを浮き彫りにする、画期的な研究成果。