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[BOOKデータベースより]
“3・11”以降、ドイツと日本が抱える共通した課題を、演劇、文学、映画、アニメ、アイドル、ストリート等の文化実践から照射する。“3・11”による日本社会の分断を乗り越える試み。
1 文学・演劇の想像力(文学というメディアの可能性―吉村昭の『三陸海岸大津波』という記録文学から“3・11”後の「震災文学」まで;動物と亡霊―破局の時代の生存のエクリチュール ほか)
[日販商品データベースより]2 せめぎあう文化のポリティクス(韓国映画『パンドラ』は/を語る;“3・11”以降のアイドル現象―祝祭性と政治性の脱色)
3 記憶、忘却、死者(記憶と忘却―震災を記憶すること;死者とともに生きる、そして死者が生きること―『君の名は。』からの呼びかけ)
4 記憶の責任、正義の脱構築(ドイツから見た“3・11”以降の女性労働政策;怒号の中で―路上のヘイトスピーチと反ヘイト・カウンター)
「なぜ現在は〈3・11〉後ではなく、〈オリンピック〉前なのか」(岡田利規)――という現在の状況を踏まえ、〈3・11〉以降、ドイツと日本が抱える共通した様々な課題(震災、原発事故、移民、難民問題)を、演劇、文学、映画、アニメ、アイドル、ストリート等の文化実践から捉え直した本書は、ドイツの日本研究者と日本の研究者によるシンポジウムの貴重な成果である。