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- 寺山修司という生き方望郷篇
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- A6
- ISBN
- 9784908627286
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[BOOKデータベースより]
壱 今日的提言―平成に寺山修司に手紙を書く(都市(近代)と地方(前近代)が融合する桃源郷社会―寺山さん!百年経たずにその意味わかりました)
[日販商品データベースより]弐 極私的報告―気がつけば、私の人生桃色だった(地方から東京へ、行けば行ったで何とかなるさ―昭和に寺山修司を生きる;一九六八年、「家出のすすめ」に煽られて東京へ!―『青森県のせむし男』;「ニッポンの若い」者たちに寺山の強烈なアジテーションが炸裂―『書を捨てよ町へ出よう』 ほか)
参 戦後の娼婦小説の系譜と寺山修司の娼婦観―寺山修司にとって桃ちゃんとは?(“大正マツ”から寺山修司の桃ちゃんを考える;敗戦後の娼婦小説(昭和二〇年から二七〜二八年)―再生する女の物語;赤線、青線小説(昭和二八年から四二〜四三年)―運命論を巡る女の物語 ほか)
肆 伊藤裕作という生き方―産土神に守られて(芸濃町にどうして水族館劇場の幟が立つことになったのか?;妄想の果実―乱歩「パノラマ島綺譚」と芸濃町;文章家宣言―斎藤緑雨の如く ほか)
近代と前近代との混合こそ寺山修司の世界なのだ
誰も描かなかった寺山の娼婦を論じた秀逸な書
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これは、寺山修司に憧れ、彼に刺激され、性のライターとして活躍した伊藤裕作の、寺山修司へのオマージュである。そして、伊藤裕作自身の「ウィタ・セクスアリス」でもあり、そこが劇的に読者にせまってくる。
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高取英(劇作家・「月蝕歌劇団」主宰)推薦!