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- 冬のキリスト
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笹本千賀子句集
ふらんす堂
笹本千賀子
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2018年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784781410210
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[BOOKデータベースより]
第二句集。
道をしへ 平成十四年〜十五年
[日販商品データベースより]一年忌 平成十六年〜十七年
目白来る 平成十八年〜十九年
時雨の樹 平成二十年〜二十一年
寒紅 平成二十二年〜二十三年
被災雛 平成二十四年〜二十五年
帰去来 平成二十六年〜二十七年
末黒野 平成二十八年〜二十九年
◆第二句集
寒紅やみるみる顔が生きてくる
本句集内に散見される父母の句は、親孝行とは言えなかった私の、亡き父母への存問である。父母は私の中に、今もありありと生きている。
(あとがきより)
◆自選十五句より
亡くなりしひとのしぐさも薄暑かな
かなかなやしづかに水が立ち上がる
いつの世も兵士は夭し鳥雲に
朝顔の母を生まんと種を蒔く
荒梅雨の明るき傘を持ち歩く
原爆忌草むしつてもむしつても
目白来る哀しきときも眼を張つて
冬空のふかきに椅子を置きにけり
たたまれて残暑を零す日傘かな
デラウェアのおしやべりマスカットのおすまし