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[BOOKデータベースより]
女である自分、女としての個人。何を開拓していったか。
現代女性文学・山姥の語り
老齢と創造性―円地文子の「老女もの」の世界
記憶の伝承―津島佑子『葦舟、飛んだ』にみる“疎開・引揚げ”
母性幻想の終焉―角田光代『八日目の蝉』にみる母と娘
“希望”としてのディストピア小説―多和田葉子『献灯使』
忘却への抗い―林京子の原爆文学・金原ひとみ『持たざる者』にみる“核”の恐怖
在日、家族、居場所探しの物語―柳美里『フルハウス』『ファミリー・シークレット』
現代社会の闇を撃つ―石牟礼道子『苦海浄土』『椿の海の記』