- 貨幣論
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京都大学学術出版会
フェルディナンド・ガリアーニ 黒須純一郎- 価格
- 6,160円(本体5,600円+税)
- 発行年月
- 2017年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784814001149
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京都大学学術出版会
フェルディナンド・ガリアーニ 黒須純一郎
[BOOKデータベースより]
なぜ金属の貨幣があるのか、貨幣とは何であるのか、貨幣はどのような価値を有するのか―ナポリの啓蒙主義者ガリアーニの先駆的な名著。
第1編 金属について(金・銀の発見とそれらによってなされる交易について。どのようにして、いつから貨幣として使われはじめたのか。貨幣の増減の物語。その現状;すべての物の価値が生まれる諸原理の宣言。価値の安定した原理、効用と希少性について。それらは多くの異議に答える。 ほか)
[日販商品データベースより]第2編 貨幣の本質について(貨幣の本質とその効用の論証;貨幣の本質について、それが価格、想定貨幣と計算貨幣の共通尺度であるかぎりで ほか)
第3編 貨幣の価値について(貨幣用の三金属の価値の比率について;ある金属貨幣と他の金属貨幣間、および同一金属貨幣間の不適切な価値比率について ほか)
第4編 貨幣流通について(貨幣の流通について;一般的に考察された奢侈をめぐる逸脱 ほか)
第5編 貨幣の利子について(利子と高利について;国債とその効用について ほか)
特異な啓蒙主義者で重農主義者でもあったガリアーニ(1728〓87)の主著『貨幣論』の全訳。イタリア語圏外の研究者にあまり読まれなかった本書は「金属」「貨幣の本質」「貨幣の価値」「貨幣の構造」の四部に分かれ、貨幣の存在意義に関するあらゆる問題を扱っている。経済学の黎明期にあって先駆的な古典経済学書がようやくその全貌を現す。