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[BOOKデータベースより]
「あの紛争や対立はなぜ解決しないのか?」「移民や難民の問題はなぜ起きるのか?」「あの戦いや事件はそもそもなぜ起きたのか?」…。絶えず問題が起きる世界の問題は、どうしても現代という表層的な部分だけで理解しがち。だが、原因を本当に知るには、長い歴史の中に経緯を紐解く必要がある。そのためには100年、500年…と遡る視座をもてば、因果関係や遠因、転換点などが理解しやすくなる。本書は世界の「いま」を知るために、歴史を「逆読み」する画期的な1冊!
はじめに―国際情勢の「なぜ?」に答える逆読み世界史
[日販商品データベースより]第1章 逆読みで納得!中国の海洋進出で緊迫するアジア
第2章 逆読みで納得!統一か分裂かで迷走するヨーロッパ
第3章 逆読みで納得!覇権国家としての地位を低下させるアメリカ
第4章 逆読みで納得!台頭する過激派で荒れる中東諸国
第5章 逆読みで納得!急成長の陰で貧困が深刻なアフリカ
世界史を「逆」から眺めると、
いま起きている事象(時事問題、国際情勢、現代史)の
「根源」と「ターニングポイント」がわかる!
「海へ陸へと膨張する中国の覇権主義は、前漢の武帝の時代に始まる」
「チベット、ウイグル問題を作ったのは中国共産党ではなく清の乾隆帝だった」
「イギリスがEU離脱と通貨ポンドにこだわるのは大英帝国の栄光があるから」
「EUがトルコの加盟に消極的なのはオスマン帝国の記憶が消えないため」
「ロシアの強国・大国願望はモンゴル支配下のトラウマがなすもの」
「アメリカに不法移民が絶えないのは、メキシコから領土を奪ったから」
……
このように時代を新しいほうから逆に読んでいくと、
今起きているの事象の原因(根源)が見えてきやすい。
だが、教科書のように時代を古い順から読んでも、
それだけでは因果関係をつかむのは難しいままである。
この本では、歴史の教科書のように時代を古代から追うのではなく、
「衝突のきっかけは何だったのか?」「そのいざこざはいつ始まったのか」などと、
時代をさかのぼることで、隠れた真相や遠因にスポットを当てて、
「原因」を深読みしていく。
またさかのぼることで、
今から見ての「歴史の転換点」があらためてわかるようになる。
本書を通して、いま起きている宗教・民族問題の遠因、
世界史を揺るがした大きな事件の本当の意味(根源)などが
すっきりわかるようになる!