浮浪児１９４５ー

戦争が生んだ子供たち
新潮文庫　いー９９ー７

新潮社
石井光太　

• 価格: 693円（本体630円＋税）
• 発行年月: 2017年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784101325378

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９４５年の終戦直後、焦土と化した東京では、家も家族もなくした浮浪児が野に放り出されていた。その数、全国で３万以上。金もなければ食べ物もない。物乞い、窃盗、スリ…生きるためにあらゆることをした。時に野良犬を殺して食べ、握り飯一個と引き換えに体を売ってまで―。残された資料と当事者の証言から、元浮浪児の十字架を背負った者たちの人生を追う。戦後裏面史に切り込む問題作。

序章　遺書
第１章　上野と飢餓（東京大空襲；終戦と飢餓　ほか）
第２章　弱肉強食（上野の支配者たち；不良少年　ほか）
第３章　上野の浄化作戦（狩り込み；闇市からマーケットへ　ほか）
第４章　孤児院（愛児の家；施設に入る　ほか）
第５章　六十余年の後（現在の上野にて；億万長者　ほか）

[日販商品データベースより]

1945年の終戦直後、焦土と化した東京では、家も家族もなくした浮浪児が野に放り出されていた。その数、全国で 3 万以上。金もなければ食べ物もない。物乞い、窃盗、スリ……生きるためにあらゆることをした。時に野良犬を殺して食べ、握り飯一個と引き換えに体を売ってまで――。残された資料と当事者の証言から、元浮浪児の十字架を背負った者たちの人生を追う。戦後裏面史に切り込む問題作。