- 義経号、北溟を疾る
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784198943394
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北区の太




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明治黎明期サスペンス
元新選組組長と清水次郎長一家の子分が主人公となれば、この時代を好きな人には堪らない設定では。作者は旅行評論家としても名高いので、タイトルだけ見たら旅行物としての味わいもあるのかと思ったらそれは無し。ただ、明治屯田兵と旧幕時代の遺子(新選組、八丁堀メンバー)を上手く配し、なかなか出来の良いサスペンスに仕上がっていると思う。特に最後の義経号をめぐる活劇は西部劇をも彷彿とさせ、手に汗握る。部隊は北海道、これも浪漫を感じさせてくれる。幕末〜明治初頭の歴史とサスペンスが好きな方は是非。



























[BOOKデータベースより]
明治天皇が北海道に行幸し、義経号に乗車する。だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ屯田兵が列車妨害を企てていた。探索に放った諜者は謎の死を遂げた。警視総監は元新撰組三番隊長斎藤一こと藤田五郎に探索方を依頼。藤田に従うのは清水次郎長の子分、法印大五郎。札幌入りした二人は、不平屯田兵の妻が黒田に乱暴され首吊り死体となった事件を探る。書下し長篇歴史冒険推理。
[日販商品データベースより]明治天皇が北海道に行幸し義経号に乗車することに。だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ幕府同心上りの屯田兵達が、お召し列車妨害を企てているとの情報があった。警視総監樺山は勝海舟の言を容れ、西南戦争で軍巧を上げた元新撰組の藤田五郎に探索方を依頼する。札幌入りした藤田は、不平屯田兵の妻が、黒田に乱暴された後に首吊り死体で発見された事件を探る。不穏な空気が高まる中、天皇行幸は間近に迫る。書下し長篇歴史冒険ミステリー。