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- 価格
- 723円(本体657円+税)
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784575519969
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- 北区の太
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面白かった
この著者の本は初めて読んだが、面白かった。現在進行中の1つの殺人事件と2つの傷害事件、これに20年前に迷宮入りした殺人事件の計4件の事件の真相究明を縦軸に、主人公の検事と過去に刑事だったその父の親子の関係を横軸に構成された傑作。これに「正義」とは何かの問いかけもあり、なかなか奥が深い。真相が気になって最後まで一気読みさせてしまう、その筆力は見事。若い作者かと思っていたら、デビュー30年以上の大ベテラン。この作品のような社会派ミステリーだけでなく、時代劇等色々なジャンルを描いており、作品も多数あるとのこと。楽しみが増えたぞ。いい作家・作品を知ることが出来た。
[BOOKデータベースより]
銀座ホステス絞殺事件で、担当検事の江木秀哉は捜査に関しての疑問を呈したものの、彼の話に耳を傾けたのは高須刑事だけだった。くしくも高須は、二十年前、秀哉の父・秀蔵とともに、迷宮入りしたある殺人事件の捜査にあたっていた。名刑事と謳われた秀蔵は余命半年の診断をうけ、今は病床にある。一見無関係なふたつの事件が絡み合っていく…。父子の深い絆を描いた感動のミステリー!
[日販商品データベースより]銀座ホステス絞殺事件で、担当検事の江木秀哉は捜査に関しての疑問を刑事たちに呈したものの、彼の話に耳を傾けたのは高須刑事だけだった。くしくも高須は、二十年前、秀哉の父・秀蔵とともに、迷宮入りしたある殺人事件の捜査にあたったことがある。秀蔵は余命半年の診断をうけ、今は病床にあった。一見無関係なふたつの事件が絡み合っていく……。