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- 哲学としての美学
-
<美しい>とはどういうことか
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784771024977
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[BOOKデータベースより]
プラトンからアドルノまでの“美”論を批判的に精査したうえで、“美しい”とはどういうことか、をハイデガーの存在論の見地からここに解明する。ウィーン大学を代表する哲学研究者、G.ペルトナー教授の待望の翻訳。
“哲学としての美学”の対象の定義をめぐる問題
古代形而上学における“美しさ”への問い
存在の開示性としての“美”
“美”の真正な場所としての芸術
“美しさ”の主観化と美学的解釈
シェリング 無限なものの有限な表現としての“美”
ヘーゲル “美しい技芸”(芸術)についての哲学としての美学
ローゼンクランツ 醜さの美学
ショーペンハウアー 現存在における苦悩からの一時的救済としての、美感的静観
ニーチェ 生の刺激剤としての美しい仮象
“美”と存在の分裂 “純粋に美感的なもの”としての“美しさ”
アドルノ 未来への追憶としての“美”
“哲学としての美学”の新たな出発にあたっての問題状況をめぐって
“美しいものとの根源的な出会いの経験”の諸構成契機