この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 紫式部と源氏物語見るだけノート
-
価格:1,595円(本体1,450円+税)
【2023年12月発売】
- 悩める平安貴族たち
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2023年11月発売】
- 東大生と読む源氏物語
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年02月発売】
- 声に出して読みたい古事記
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年04月発売】
- 心を軽やかにする小林一茶名句百選
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年06月発売】
[BOOKデータベースより]
大伴旅人や山上憶良らが九州・大宰府で詠んだ歌を大胆に意訳。8世紀を生きた人々の本音を現代文学として読みなおす“上野ワールド”たっぷりのエッセイ。
第1章 旅人のホンネ(故郷の記憶―あをによし奈良の都は咲く花の薫ふがごとく今盛りなり;泣き上戸歓迎―賢しみと物言ふよりは酒飲みて酔ひ泣きするし優りたるらし;死後の世界―この世にし楽しくあらば来む世には虫に鳥にも我はなりなむ ほか)
[日販商品データベースより]第2章 ちはやぶる(うつそみ―うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟と我が見む;筑紫の国生み;これがかの有名な―聞きしごとまこと貴く奇しくも神さびをるかこれの水島 ほか)
第3章 歴史と文学(言葉の古代学;歴史と文学;歴史をいかに語るか ほか)
大伴旅人や山上憶良らが九州・大宰府で詠んだ歌を大胆に意訳。8世紀を生きた人々の本音を現代文学として読み直したエッセイです。 2016年に西日本新聞文化面連載の「万葉びとの筑紫」を加筆修正したもの。
いまを楽しもうぞ。
宴を楽しもうぞ。
それが“生きる”ということだ
ー万葉集は人生讃歌
いわば奈良時代の“歌謡大全集”なんよー(著者)
歌い、笑い、酒に酔い、遠くの友や、妻を想って涙する
人のこころってかわらないもんだなぁ
はるか1300年前の歌なのに
【著者紹介】
上野誠
1960年福岡県生まれ。福岡大学附属大濠高校卒業。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。
現在、奈良大学文学部教授(国文学科)、国際日本文化研究センター客員教授。研究テーマは、万葉挽歌の史的研究と万葉文化論。第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞受賞。歴史学や考古学、民俗学を取り入れた万葉研究で、学会に新風を送っている。
『魂の古代学 問いつづける折口信夫』(新潮選書、第7回角川財団学芸賞受賞)、『大和三山の古代』『万葉びとの宴』、小説『天平グレート・ジャーニー 遣唐使・平群広成の数奇な冒険』『遣唐使 阿部仲麻呂の夢』など著書多数。オペラ『遣唐使〜阿部仲麻呂』の脚本、朗読劇『額田王と吉野』の執筆も手がけた。
◎上野誠の万葉エッセイ http://www.manyou.jp/
【装画・挿画・扉題字】
田口順二
1964年熊本県生まれ。中学校美術教諭。北九州市立美術館、旧百三十銀行ギャラリー(北九州市)、トライギャラリー(東京)などで個展。北九州市八幡東区在住。著書に「理解フノー」(遠藤哲夫との共著/港の人)がある。美術同人誌「四月と十月」同人。