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[BOOKデータベースより]
古典文学の魅力を伝えたくてたまらない研究者と、生徒を前にして、古文の面白さや学ぶ意義をわかってもらおうと日々奮闘している現場教員たちとのコラボレーション。
第1部 どこが面白いのか?―中世の古典たち(世俗説話・亀の恩返しと絵仏の帰還;和歌・恋の歌の力―『百人一首』の魅力;西行・長明・西行と長明―乱世を生きたふたりの出家者;伝承の人物像・愛好する人々と共に生きる「人物像」―西行と義経 ほか)
第2部 もっと広がる面白さ―時代・宗教・文法・教科書(時代・中世の古典作品にみえる女房;宗教思想・古典教育と宗教思想―中世は「宗教の時代」なのか?;文法・文法が分かると何が分かるか;中高教科書の古典教材・国語教科書での古文教材の扱われ方の現状と課題―小式部内侍「大江山の歌」説話を例に)
古典・古文が苦手だと思っているあなたへ語り継ぐ、古典文学の世界。
古典文学の魅力を伝えたくてたまらない研究者と、生徒を前にして、古文の面白さや学ぶ意義をわかってもらおうと日々奮闘している、現場教員たちとのコラボレーションで贈る前代未聞の本。研究者の本気と現場の教師の本気で、古典の魅力を届けます!
[本書の読み方]
○中世文学の研究者たちに教育現場からの問いかけに答えるつもりで、教材研究の新しい視点を書いてもらいました。
○第1部では、中世文学をジャンル別にとりあげ、第2部は、時代・宗教・文法・教科書と四つのテーマを設けて論じています。
○毎日、生徒たちの真剣な視線を浴びながらひるまず教壇に立つ方々には、生徒に答えるつもりでコラムを書いてもらいました。
○どこから読んでもかまいませんが、通して読めば、おのずと全体のつながりがみえてくるでしょう。語り継ぐ中世文学史です。
○古典教育の現場の方のみならず、老若各世代の方々にお読み頂ければと思っています。
執筆者は、小助川元太/伊東玉美/霧林宏道/谷 知子/吉野朋美/花部英雄/三浦 敦/平野多恵/安村史子/牧野淳司/清水由美子/松尾葦江/出口久徳/今井正之助/谷口耕一/中野貴文/深沢眞二/須賀可奈子/山中玲子/石井倫子/秋田陽哉/姫野敦子/小助川元太/永濱知寿子/松薗 斉/藤巻和宏/冨澤慎人/吉田永弘/日下田ゆず/須藤 敬/渡辺登紀子。
【 私たちがこの本を読んでほしいのは、
〇古文嫌いの生徒に古文の魅力を伝えたいと考えている中学校や高校の国語の先生。
〇古文の授業のネタがほしいと思っている国語の先生。
〇中学校・高校の国語の免許を取りたいと考えている人。
〇古文は苦手だったけれど、少し勉強してみようかなと思っている大人。
〇古文の授業は面白くないと思っている高校生。
そして、
〇「古文なんて面白くない」と思っているのに、なんとなく気になってしまい、本を手に取ってしまった、あなたです。
最初から読む必要はありません。目次を見て、気になったところから読んでもらってけっこうです。そして、ぜひ古文=古典文学の面白さを発見してほしいと思います。】
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