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[BOOKデータベースより]
1517年に神聖ローマ帝国での修道士マルティン・ルターによる討論の呼びかけは、キリスト教の権威を大きく揺るがした。その後、聖書の解釈を最重要視する思想潮流はプロテスタンティズムと呼ばれ、ナショナリズム、保守主義、リベラリズムなど多面的な顔を持つにいたった。世界に広まる中で、政治や文化にも強い影響を及ぼしているプロテスタンティズムについて歴史的背景とともに解説し、その内実を明らかにする。
第1章 中世キリスト教世界と改革前夜
第2章 ハンマーの音は聞こえたのか
第3章 神聖ローマ帝国のリフォーム
第4章 宗教改革の終わり?
第5章 改革の改革へ
第6章 保守主義としてのプロテスタンティズム
第7章 リベラリズムとしてのプロテスタンティズム
終章 未完のプロジェクトとして
プロテスタンティズムとは宗教改革と呼ばれた一連の出来事、あるいは1517年のルターの行動により始まったとされる潮流が生み出した、その後のあらゆる歴史的影響力の総称。本書はその背景と枠組みを捉える試み。
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1517年のルターの宗教改革は何の始まりだったのか?ヨーロッパ、アメリカを席捲し、多種多様に分岐していった潮流を描き出す。