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アレッポの歌謡の伝統に基づく旋法名称の記号論的解釈
スタイルノート 飯野りさ
点
アラブの旋法体系の基本がいま明らかに。シリアの古都アレッポで古くから受け継がれる歌の旋律からわかることとは。
第1部 ナガムをめぐる文化内在的枠組み(歌謡の伝統の社会文化的構造―名士とムンシドから成る歌謡文化共同体;音楽の情緒的体験―タラブの文化内在的構造;実践者の音楽知―記号としてのナガム体系)第2部 旋法の名称とその音楽学的機能(一音の響きとしての名称―旋律の開始部と支配者の概念;狭旋律の響きとしての名称―核音と小音階;名称を付与されている旋律と名称の記号論)
シリアの古都アレッポには、宗教歌手ムンシドたちが歌い継ぎ、町の名士たちが護ってきた歌謡の伝統があった。そこで歌い継がれてきた数々の旋律は、音楽がもたらす心理的な影響を重視するタラブ的感性でとらえられ、旋法ごとにラーストやバヤーティーなどの名称を付され分類されてきた。しかし、名称の中には旋法名だったり、小音階名だったり、さらには音名だったりするものもある。また、数も多いため、その存在は音楽学的理論研究では扱いきれずに等閑視されてきた。本書はこうした名称群の特徴やアラブ音楽に欠かすことのできないタラブ的感性、そしてそれらを護り続けてきた古都アレッポの伝統に着目して、アラブ音楽の旋法体系の基本をまずこの文化の内側からの視点で解き明かし、次にそれらを理論的に分析・考察することでこの文化の外側にいる我々にも理解可能にした待望の一冊。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
アラブの旋法体系の基本がいま明らかに。シリアの古都アレッポで古くから受け継がれる歌の旋律からわかることとは。
第1部 ナガムをめぐる文化内在的枠組み(歌謡の伝統の社会文化的構造―名士とムンシドから成る歌謡文化共同体;音楽の情緒的体験―タラブの文化内在的構造;実践者の音楽知―記号としてのナガム体系)
[日販商品データベースより]第2部 旋法の名称とその音楽学的機能(一音の響きとしての名称―旋律の開始部と支配者の概念;狭旋律の響きとしての名称―核音と小音階;名称を付与されている旋律と名称の記号論)
シリアの古都アレッポには、宗教歌手ムンシドたちが歌い継ぎ、町の名士たちが護ってきた歌謡の伝統があった。そこで歌い継がれてきた数々の旋律は、音楽がもたらす心理的な影響を重視するタラブ的感性でとらえられ、旋法ごとにラーストやバヤーティーなどの名称を付され分類されてきた。しかし、名称の中には旋法名だったり、小音階名だったり、さらには音名だったりするものもある。また、数も多いため、その存在は音楽学的理論研究では扱いきれずに等閑視されてきた。本書はこうした名称群の特徴やアラブ音楽に欠かすことのできないタラブ的感性、そしてそれらを護り続けてきた古都アレッポの伝統に着目して、アラブ音楽の旋法体系の基本をまずこの文化の内側からの視点で解き明かし、次にそれらを理論的に分析・考察することでこの文化の外側にいる我々にも理解可能にした待望の一冊。